【歯だって生きている】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,805日目♪

梅雨は太陽が顔出ずに陰気さが漂います。

そんな暗い空の下で妖艶な花を咲かせる植物が

紫陽花（あじさい）です。

雨降りの時ほど花の色が映えて見えます。

バラを指して

「美しい花にはトゲがある」と言われますが

紫陽花も当てはまるそうです。

葉っぱに青酸系の毒があって

もし食べたら30分ほど経つと

嘔吐やめまいなどを催すことがあるそうです。

葉っぱが生い繁り

キレイな花を咲かせているのは生きている証です。

動植物問わず「生きている」

歯もカラダの一部ですが

日々伸びている髪や爪と違って

「生きている」感覚が無い人は少なくないでしょう。

私たちが扱う歯も血液が通う組織です。

そして

ムシ歯ができて痛みが強い場合は

いわゆる“神経”を抜く（抜髄）処置で解放されます。

神経を抜いても

歯はそこに“立って”いるわけで

それは骨から栄養を受けているからなのです。

その状態を維持できれば

歯は温存できるわけですが

その生理機能を活用するのが私たちの仕事。

最近「歯の再植」を唱えていますが

むやみやたらに言っているわけではなく

「生きている」という“カラダの神秘”が

ベースにある上でのお話なのです。

加えて

「再植」を提案＆実践する歯医者さんは少ないので

私みたいな超少数派がしつこく話して

「知ってよかった」と思ってもらえて

インプラントを先送りできる方が

一人でも増えることに繋げたいと思っています。