【歯医者の常套句「やってみなきゃ分からない」】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,804日目♪

人間生きていて

常に「選択＆決断」の機会ばかりです。

日常生活の中で1日数万回判断しているそうです。

☆朝食は何食べる？

ごはん（米）or パン

パンなら「焼く」or「焼かない」

何か塗る？「バター」or「ジャム」or「両方」

☆会社へは何着て出かける？

パンツ or スカート

イヤリングはどれ？

どの靴を履いて行く？

電車は？　座れる各停 or 混んでても早い快速

これはキリがありませんね。

決断によって

その後の状況が変わることも多いですね。

例えば

「座って行ける」各停電車に乗ったおかげで

通勤時の体力消耗がなくて

その日は元気に仕事ができた。

全てのことは

選んだ後に「やってみなきゃ分からない」です。

私たち“外科系”の医師は

依頼者（患者さん）に委ねられた使命として

プロらしく全力でサポートします。

治療の選択肢に関していくつかあれば

どれを選ぶかによって経過は違います。

実際に治療をしてみて

思った通りになることもあれば

想定外の結果になることもあります。

ちなみに

「想定外」とは必ずしも悪いとは限りません。

“嬉しい誤算”的な好結果も起こり得ます。

「抜歯して欠損部ができる」

そのコンディションを適切に補うために

いくつかの方法があります。

そのうち

「インプラント」と「歯の再植」が選択肢にあり

「どちらが良いですか？」と聞かれた時に

私たちも常套句として

「やってみないと分かりません」と

まず“事前言い訳”のように伝えるのがほとんどです。

でも

「やってみないと分からない＋『。』」

ではなく

「やってみないと分からない＋『けど…』」

を意識しています。

この「けど」には“挑戦”のニュアンスですが

挑んでみないと成功はありません！

今までご提案して実践した「歯の再植」は

全てこのスタンスで患者さんにご説明して

一緒に挑まれた方は好結果に繋がっています。

「やってみないと分からないですが…」

常にこれが前提にあると思って

治療の選択に臨んでいただけると幸いです。