【問う歯医者】

なぜですか？

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

3年ぶりに衆議院選挙（総選挙）が行われますね。

総理大臣の専権事項である「解散」によりますが

政治の事情はいろいろありますからね…

信を問われる私たち国民は

自分の一票をしっかり投じる義務があります。

「政治とカネ」を焦点に野党は攻勢をかけていますが

大事なことではあれど

次の世代のために“最重要”ではないはずです。

いずれにせよ

地区の候補者や政党の訴えに耳を傾けて

「なぜ？」「どうして？」の視点で考えますよね。

当院で初めてお越しになる時（初診時）には

“面食らう”患者さんがいらっしゃいます。

お困りの症状を伝えられたり

望まれる治療を話されたり

どの医療機関（病院やクリニック問わず）でも同じでしょう。

そこから先が

当院では“ちょっと違う”のです。

たとえば

「私の奥歯の痛みは歯を抜かなければなりませんか？」

とお尋ねになられたとして

一般的には

「そうですね。抜かなければならないでしょうね」

とか

「抜かずに済ませるのは難しそうです」

など

ドクターの“答え”＝診断を待たれると思いますが

当院では

「私の奥歯の痛みは歯を抜かなければなりませんか？」

というお尋ねに対して

「そうお尋ねになるのはなぜですか？」

とお答えすることがあります。

まさに

「なぜですか？」と聞かれそうですが

問いの“かたまり”が大きいのです。

最終的には担当医としてのジャッジ（診断）を伝えますが

☆「抜歯する」こと自体が怖い…

☆「抜歯する」ことは観念しているけど今は避けたい…

☆「抜歯した」後のことに不安がある…

など

ご本人の質問の意図が微妙に違うのです。

質問に質問でお返しすることで

より適切な回答や治療の進め方が見出せることが多いです。

一般的にイメージされるよりも

コミュニケーション（意見交換）が多いので

当院では時間がかかります。

「面倒な歯医者」と思われて不思議ありません。

以上

3,298日目のブログでした。