【歯の再植 vs インプラント】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,802日目♪

前々号から「歯の再植」＝“リプ”に絞ったお話です。

ブログを始めて7年8ヵ月経過した中で

「抜歯→インプラント」の現実が回避できるように

歯の「再植」や「移植」について

何度となくお伝えしてきました。

この「再植」という手法については

歯科医業界ではマイナーで

実際に行われている医院は少ないと思います。

一方で

「再植」という選択肢がなければ

「抜歯」一択なので

患者さんも悩まずに済みます。

たとえば↑こんな歯（2本）を見てみて

◆ 根っこだけになっちゃってる…

◆ 歯の質が悪くなっていそうな色をしている…

担当の歯科医から

「抜くしかないですよね」と言われたら

そこで

「なんとか歯を残す方法がないですか？」

とリクエストしてみるのがいいのですが

簡単ではなさそうですね。

それには

「再植」のメリットを知っていただくこと

これが大事だと思うんですよね。

「再植」と「インプラント」を

再植のデメリットとインプラントのメリットで

比べてしまうと勝負になりません。

そもそも

長期的視点で考えると

「再植」が「インプラント」に勝る点は少ないです。

私が伝えようとしているのは

「インプラント」治療に先立って

「再植」で時間を稼ぐことなんですね。

ダメ元の歯なので

いつか抜歯の時期が訪れちゃうわけですが

少しでも持ってくれると

「インプラント」のことを知る時間

「時間」や「お金」や「メンタル」を作る時間

それをゲットできるのです。

そして

「再植」したことが

将来の「インプラント」にあたって

条件が悪くなるのならともかく

そうではないとしたら

考えてみる意義があると思いませんか？

「え!?知らなかった」で将来後悔する…

それはプロとして回避していただきたい

そんな想いで発信しています。