【歯医者なのに“削らない”理由（わけ）】

今日はまず質問から。

Q：初めて会った異性といきなり手を繋いで歩きますか？

A：Yes！

Q：繋ぐの???

A：一目惚れならネ（超低確率^^）

日本人の「医者の使い方」に当てはめると

好きになれるか？嫌いか？判断する前に

「いきなり手を繋いじゃってる」状態じゃないかと…

相手がライセンスを持つプロとは言え

大切な自分のカラダを第三者に委ねるのに

「歯医者さんだからちゃんとしてくれるでしょ？」

と決めつけたり

「歯の治療はサッサと終わらせたいから」

という想いが掛け合わさって

「いきなり“削られちゃう”」という

昔から伝承されてきた

常識的な「歯医者の使い方」ですよね。

一方で

私たちにも出会ったその日に

“削る”リスクもあります。

「詰める」「入れる」という

治療行為をモノ扱いするなら簡単ですが

アイデンティティや価値観など

その持ち主（人）が大切にしているコトを

探るのは初対面だけでは不可能です。

できれば、3回くらい“削らない”セッションを経て

「未知」の関係性から

「ちょっと知った」関係性になってからの方が

良いと思っているので

「削ってほしい」と言われても

グッと堪えて削りません！

「非常識だ！」とお叱りを受けることもありますが

「普段の買い物や受けるサービスを考えれば当たり前よね」と

納得される人の方が多いです。

と言うことですので

「痛くてどうしようもない」状態まで

悪くしてしまってはいけません。

その前段階の「ちょっと心配」とか

「最近チェックしてもらってないので検診に行こう」など

お困りではない状況で歯医者へ行ってください。

そして

初日は「診てもらって、説明を聞くだけ」で

“削られない”ことに徹するといいですよ。

もしも治療を勧められたら

「なぜか？」

「今すぐ処置しないといけない理由は何か？」

それを尋ねてみることをお勧めします。

どのように対応してくれるか？

その姿勢や受け答えもチェックして

「自分に合うか？」吟味してください。

削られなければ

いつでも“逃げ”られます。

自分に合うところを探せばいいでしょう。

「歯医者を変える」のに

「他所で治療を受けている」と

嫌がられる傾向にあると思いますし。

【当院の場合】

初回：インタビュー＆お口のカンタン検査＆写真撮影（資料採り）
↓
2回目：精密検査＆初回プロケア（クリーニング）
↓
3回目：診断結果ご説明＆治療方針の相談
↓
4回目：“削る”＝処置する場合は、最短でココから始まります。

「聞いたことない」とか「面倒くさい」など

「その方」の「その時」の価値観では理解できない場合

自らお帰りになられる方もごく僅かいらっしゃいます。

でも

多くの方は

初回は、「未知」なので緊張感の高い“こわばり”の表情が

2回目には、「前回来たところ」というちょっと安心感が出て

3回目には、お話しのキャッチボール＝「会話」が成立するようになり

お互いに分かり出す。

4回目には、
「なぜ？」「どのように？」“削る”のか事前に納得度が高まっている。

なので、“できたら受けたくない”歯の治療でも、

ココロの準備ができている。

お互いに必要以上の緊張感がほぐれた状態で

治療を進められるので疲れは少ないです。

ただ

“こんな歯医者”は日本中探しても超少数派です。

日本には善いドクターはたくさんいますが

そんな方ほど、真面目で大人しく発信されません。

そう！出会いたくても出会えないのが現実です。

なので

私の立場でできる限りのアプトプット（発信）して

国民（患者さん）と専門家（歯科医）の

より良いマッチングができるように取り組み中です。

【追伸】
もし、ご興味があれば

初めての方は、30分間無料で承ります。

当院へ通うのが不可能な遠方の方でも平気です♪

「歯医者えらび」のちょっとした御指南でご活用ください。

↓「相談して不安が小さくなった」女性のエピソードです