歯周病予防・矯正など女性専門の歯医者
大阪府泉大津市のとしな歯科

【“削らない”歯医者のルーツ】

おすすめ

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”削らない歯医者 年名 淳です

 

 

今日は25周年を迎えたタイミングで

 

私の軌跡について認(したた)めてみます。

 

 

 

まあまあのボリュームですが

 

「読むのが大変!」という内容ではないと思います。

 

 

 

卒後10年間の研修医&勤務医生活を過ごして

 

1998年5月1日に独立開院♪

 

 

大学病院時代には

 

一般医科の分野ではニッチな

 

「口腔外科」という診療科に在籍していました。

 

 

 

歯科も含まれていますが

 

歯を支える顎骨(あご骨)の感染症や外傷

 

舌や頬など粘膜疾患など

 

全身との関わりも含めて

 

「歯だけ」診るという

 

一般にイメージされている「歯医者」とは違います。

 

 

 

 

ガンも含めた腫瘍性疾患や骨折など

 

入院して手術を受けられる患者さん

 

 

 

ムシ歯や歯周病をこじらせて

 

急性炎症で緊急入院される患者さん

 

 

 

“街の歯医者”では関わることが少ない

 

当時しかできない経験が

 

私自身の大きなベースになっています。

 

 

 

 

 

病棟勤務では週に一度の当直(泊まり)も経験し

 

交通事故で運ばれてくる怪我の患者さん

 

悪性腫瘍(口腔ガン)の患者さんの看取り

 

真夜中に一人仕切ったことではリーダーシップも育まれました。

 

 

 

 

大学病院へ助けを求めて来られる患者さんは

 

「痛い」「腫れた」「食べられない」「眠れない」という

 

“街の歯医者”さんには手に負えないほど

 

重症化した方も多いのですが

 

 

 

 

そこで得られた

 

“極々シンプルな”診療のベースは…

 

「人間、ちゃんと『食べる』『眠る』こと」

 

なんですよ。

 

 

 

 

 

とんでもなく月並みですけど

 

比較的健常な人なら

 

風邪をひいても

 

病院へ行かなくても薬を飲まなくても

 

『食べる』『眠る』で治りますよね。

 

 

 

 

 

歯は

 

消化管の入口である「口腔」という臓器の中で

 

食べ物を咀嚼する(咬む)ためのパーツで

 

顎骨(あご骨)に植ってて

 

血液供給を受け生きています。

 

 

 

 

永久歯が生えそろうのは12歳ですが

 

それから死ぬまで買い替えが利かずに

 

70年80年…

 

もしかすると90年

 

使い続ける“アイテム”です。

 

 

 

 

「髪」とか「爪」と同じように

 

“生きている”実感はないかもしれませんが

 

本来『維持(メインテナンス)』を意識して

 

使い続けるものです。

 

 

 

 

話を戻します。

 

細菌感染症のムシ歯や歯周病が痛み出して

 

カラダが悲鳴を上げた時は

 

大概の場合

 

全身状態の低下が引き金になった急性症状ですので

 

カラダが求めている『食べる』『眠る』を

 

ご本人にまず意識していただきます。

 

 

 

 

それが改善されて初めてお薬の効果を期待できます。

 

 

 

また、

 

「メチャメチャ痛い」=急性期に

 

歯の治療をすると

 

「火に油を注ぐ」ようなことに発展することもあります。

 

 

 

 

「何すればいいか?」という

 

治療方法は分かってても

 

カラダが受け入れてくれるタイミングを

 

見計らう必要があります。

 

 

 

 

「安静にしていてくださいね」

 

「お大事にしてください」

 

としか言えず

 

助けて差し上げたくても

 

(歯に対しては)「何もできない」という

 

残念な想いに包まれることもあります。

 

 

 

 

でも

 

お困りのご本人には“聞こえない”&“知らない”

 

“カラダの声”=「カラダが求めているものは何か?」

 

に忠実に対応するのが

 

委ねられた私たちプロのお仕事です。

 

 

 

 

病院時代だと

 

入院してもらって

 

「床上安静」=ベッドでゆっくり

 

「補液」=点滴で水分補給や抗生物質の投与

 

くらいならできますけど

 

これでもカラダは『救われた〜』と安堵していると思います。

 

 

 

 

 

以上のことは、

 

「大学病院で研修を受けたから」と言えるのですが、

 

実は、それよりもっと前の「私の日常」がルーツなのです。

 

 

 

 

それは

 

皮膚科医だった父の影響です。

 

父は私が小学校に入学した

 

1970(昭和45)年に独立開院しました。

 

 

 

大阪万博が開催された年でした。

 

 

 

 

診療所と自宅は離れていたのですが、

 

下校すると自宅ではなく父母が働く職場へ帰ります。

 

 

 

狭い診療所でしたので

 

控え室で待つ私には

 

父が診察で患者さんと話す声が聞こえます。

 

 

 

中学年(10歳)くらいになれば

 

会話も分かって考えられるようにもなります。

 

 

 

父のある常套句が耳に着くようになりました。

 

 

 

大人の患者さんが

 

「先生、昨日からココが痒(かゆ)いねん」

 

と訴えれば

 

「ちゃんと寝てるか?」「食べとるか?」



 

 

患者さんが子どもだと

 

親に向かって

 

「ちゃんと寝させてるか?」

 

「栄養の偏りなく食べさせとるか?」

 

本人には

 

「好き嫌いを言うてたらアカンで」



 

 

って

 

患者さんのほとんどに言ってました。

 

スッカリ私には“耳タコ”のセリフです。

 

 

 

 

多くの患者さんの目的(要望)は

 

「痒いのをサッサと止めてくれる

 

飲み薬か塗り薬をくれたらいいのに」

 

だと思うのですが

 

 

 

医師(プロ)として

 

カラダの悲鳴に対する代弁を第一としていました。

 

 

 

私:『薬を出してほしい』って言ってるから

 

サッサとあげたらダメなん?

 

 

私:いっぱい患者さんが待ってるし

 

薬を出してあげたら

 

他の患者さんの待ち時間が少なくなるやん

 

 

など

 

素朴に尋ねたことがあります。

 

 

 

そこで

 

父:カラダってな、『治る』ようにできてんねん

 

父:医者が『治してやってる』んじゃないねんぞ

 

父:治せるように導いてやるのが基本

 

父:治るまで“遠回り”しないように、少しなら薬の力でアシストする

 

このように

 

まず「カラダが持つ自然治癒力」を信じて引き出す

 

時に「薬」や「外科処置」でアシスト

 

これが“医師の仕事”とインストールされた原点です。

 

 

 

 

診療所を訪れる薬品卸売り業者の担当者とも

 

心やすくなって遊んでもらうこともあったのですが

 

「お父さんは皮膚科のお医者さんやのに

 

あんまり塗り薬を買ってくれない」と

 

愚痴なのか入れ知恵なのか

 

時折り聞かされました。

 

 

 

 

そんな私の歯科医としての役割は、2つに分けられます。

 

 

一つは、

 

ムシ歯で壊れた「歯質」を修復する「リペア」=「直す」

 

 

もう一つは、

 

ムシ歯菌や歯周病菌の感染や外傷などによる

 

「あごの骨」を救うのは「ヒール」=「治す」

 

です。

 

 

 

歯医者に通う方でも

 

「骨がダメージを受けてる」って感覚をお持ちの方って

 

ほとんどいらっしゃらないと思うのですが

 

 

 

『歯を抜く』とか

 

『神経を抜いて根っこの治療をする』など

 

単なる“医療行為”のように見えて

 

 

 

『抜歯するタイミングはいつか?』

 

『根っこの治療はまだ続ける方が安心か?」

 

実際には

 

骨と“会話”してたり、“交渉”している感じです。

 

 

 

というわけで、

 

歯科医師・年名 淳の特徴を

 

「“直す”より“治す” 自然治癒力を活かす“削らない歯医者”」

 

と表現しております。

 

 

 

 

今日のブログは2,764日目でした♪

ご予約・お問い合わせ

住所 〒595-0024 大阪府泉大津市池浦町2丁目6-29
マップを見る
休診日 毎週 木・日曜日・祝日
診療時間 午前 9:30~13:00
午後 14:00~17:30(土曜日除く)
土曜日のみ(9:30~13:00)
としな歯科医院のHP

           

“直す”より“治す”
削らない歯医者

                                               
名前年名 淳
住所大阪府泉大津市

Profile

 噛めない辛さ、歯をなくす不安や「何かしみる」などの歯の悩み、「もうどうしようもない...」と諦めていませんか? 当院はそうした患者さんをたくさん完治させております。 その秘密は、当院独自の診療スタイルにあります。 具体的には

  • (1)詳しい診査と精密な診断
  • (2)オリジナル術式の開発
  • (3)十分な診療時間の確保
  • (4)充実した豊富な器具・設備
  • (5)女性スタッフによる丁寧なヒアリング
  • (6)キャリア 34年のベテランドクター

 これらによって、「もうどうしようもない」と諦めているあなたの歯を一生懸命治療させていただきます。

プロフィールはこちら

人気記事(月間)

まだデータがありません。

月別記事