【見れないものを見せる歯医者】

根っこの病気はこう治る。

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日は

「こんなの見たことない！」

ってお話です。

胃腸や脳や肺と同じように

根っこの中って見えないじゃないですか。

そもそも

「歯の病気」って

穴があいている（ムシ歯）

歯がグラグラする（歯周病）

歯が無くなった（入れ歯）

が一般的かも知れませんね。

↑昨日お話しした74歳女性・T様の件

下あごの奥歯に問題がありました。

根っこの先にある“黒い影”…

細菌感染によって骨が溶けている証です。

この「細菌をたたく！」には

歯を抜くのが最も確実な方法です。

100年前ならそれでもいいかも知れません。

でも

今はそれが第一選択なわけがありません。

根っこの中から

細菌（バイ菌）をたたくお薬を効かせて

徐々に（溶けた）骨を改善させるように促します。

そもそも

治すのはご本人のカラダですからね。

患者さんが自覚される症状（痛みとか違和感）が

徐々に改善しているか？

担当医として注目するところです。

“根っこの治療”でじっくり治るのを待つ…

ただ待つ…

↑4ヵ月程度だと“黒い影”は消えません。

K様の自覚症状は

処置後の数ヵ月で消えました。

それが

10ヵ月絶つと↓

ずいぶん小さくなりました。

時間はかかっても

より確実な治り方を確認できれば

私たちは安心しますし

（私たちの安堵感は）患者さんにも伝わります。

レントゲンで確認する“治り方”なんて

あまりご覧になる機会がないと思いますが

参考になれば幸いです。

以上

3,303日目のブログでした。