“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
今日のブログは、2,573日目♪
島国・ニッポン
鎖国していた江戸時代が典型的ですが
世界から“置いてけぼり”
無宗教と言っても過言でないし
単一民族ですので
幸か不幸か“争い事”は少ないです。
全周囲を海に守られて
危機感なく生きていけます。
穏やかな国民性は素敵ですけど
“考える”ことを後回しにする…
親や上司や「先生」と名の付く人の
言うことに忠実なのは
必ずしも良いとは言い切れません。
私たち歯科医も
「先生」と言ってもらえる職業です。
専門家なので
素人さんとの「知識差」が
仕事のメニューになっています。
「黙って任せておけばいい」とか
「任せるしかない」など
下手をすると私たちが一方的に進められます。
でも
自分のカラダのことです。
自分ではできない
歯の処置(治療)は委ねるとして
コンディション(症状)や原因も含めて
適切な情報をキャッチしておくことをお勧めします。
「無関心」はヤバい!です。
たとえば…
「神経を抜くと
歯の寿命は半分に減ってしまう!」
ってご存じですか?
(↑根拠のあるデータではなく、ある専門家の意見ですが)
根っこの先から歯に入っている束が「歯髄」
↑「やさしい説明 上手な治療[2]歯内療法」(永末書店)より
歯の中には
血管(動静脈)と神経やリンパ管が通っています。
俗に「神経」と呼ばれますが
正式には「歯髄(しずい)」という組織です。
これを抜くと
神経が無くなって痛みから解放されますが
血も通わなくなりますので
時間とともに歯質は確実にもろくなります。
ちょうど
枯れてしまった樹木が
何年か経って
強い風が吹いたら折れてしまうような感じです。
↑20代後半の女性患者・M様です。
正面から見ると大して問題はなさそうですね。
でも…
左の奥に銀色の歯があります。
こんな感じの
金属を“ポコっと”かぶせているのは
神経を抜いた「無髄歯」であることが多いです。
M様にとっては
「笑うと“キラッと”光る銀歯が嫌!」
という思いがあっても
痛いとか咬みづらいなど
お困りの症状はありません。
こんな状況で
歯医者には“やり甲斐”がたっぷりです。
もしM様が60歳とか70歳なら
残りの人生が長くて30年なので
“どうでもいい”のです。
この奥歯は
6歳でこの世にデビューしました。
それが
(いつ神経を抜いてもらったか分かりませんが)
たった20年経った今すでに
“血が通わなくなった”歯になっているのです。
M様のミライ…
たとえば60歳の時に
この歯が残っているのか?
歯として“仕事”ができる質を維持できているか?
もし
抜歯せざるを得ない状況になっていたら
「その先の30年をどうするのか?」
という課題が生まれるわけで
それくらい
「神経を抜く」というのは
大きな意味があるというのを
きちんと知っておいてほしいのです。
ちなみに
痛みが出てしまってからでは
「神経を抜かないで!」
という要望を叶えられないことが多いです。
ムシ歯菌による感染が
進行してしまっている証です。
歯が欠けたり穴が開いて
「凍みる」症状がある場合は
とにかくまず早めに歯医者さんへ行ってください。
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診療時間 |
午前 9:30~13:00 午後 14:00~17:30(土曜日除く) 土曜日のみ(9:30~13:00) |
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