【患者さんと一緒に喜ぶ歯医者】

カンタンに歯を抜かなくてよかった^^

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

“往生際の悪い”歯医者の経過報告です。

まずは昨日の記事をご覧ください↓

40歳代の男性・N様のエピソードです。

右上奥歯（画面では左上の黄色で囲んだエリア）の

骨の中に膿がたまった病巣があります

CT検査で

副鼻腔との境界の骨まで押し上げられているのが分かります。

バイ菌によって

歯を支える骨が吸収されていてかなりの広範囲です。

「これだけダメージが大きいと

抜歯するしかないかな…」

と判断する歯医者は少なくないでしょう…

10人いたら10人ともそう言うかも知れません。

ただ

N様には自覚症状が無いので

いきなり抜歯される動機がないのです。

放っておくのは好ましくないのもお分かりで

処置を受けられました。

“ダメ元”をシェアしながら

じっくりと処置を進めました。

「バイ菌の通り道＝根っこの中をキレイにする」

再根管治療です。

私自身でさえ

「ホントに治せるのかな!?」と思いつつ…です。

幸いにして！

何の不快症状も出ないまま

約1年が経った時にCT検査で調べてみました。

明らかに骨の改善が見られました＝黒いところが減っている

押し上げられていた副鼻腔も改善傾向です。

ぬか喜び!?するのは良くないので

控えめに「抜歯する時期を延期できている」

という感じで捉えてN様とシェアしました。

その後も全く何ともなく経過し、

「良くなってみると前は変な感じだったみたい」

変化に気づかれたようでした。

↓さらに1年後のCT画像です

初めの画像がウソのように

すっかり治った（骨が再生された）ような感じです。

違和感なく噛むことができているそうです。

まさに

患者さんと二人三脚で“治癒（ちゆ）”をゲットしました！

チャレンジしなければ成功はない！

何事もあきらめるのは簡単です！

でも

それは後悔につながる…

「あの時〇〇しなければ/しておけば良かった…」

と後悔したくありませんよね？

たった１本の奥歯ですけど

助けることができて嬉しいです♪

以上

3,054日目のブログでした。