【思ってたよりムシ歯がヒドい…】

「差し歯が取れちゃった」

「痛くないので着けてもらえますか？」

軽い気持ちで歯医者に来たけど…

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

「診てもらったら

意外に悪かった…」

そんなシーンだとショックが大きいですよね。

もしも痛みが強くて

自分でも「もっと早く行かなきゃ」とは思ってた…

そこで歯医者で「ヒドいですよ」と言われたら

「やっぱりか…」と納得せざるを得ませんね。

60歳女性・T様の初診時の下あごの写真です。

左（向かって右）側には

白いセラミックのクラウンが入っています。

治療を受けてから20年くらい経っていて

痛くも不便もないと…

それから1年経った時に

「差し歯が取れちゃったので着け直してほしい」

リクエストがありました。

ご覧のとおり

ほぼ“根っこ”だけ…です。

でも

T様には「痛くもなんともないから…」

悪くなっているとは思えません。

レントゲンで確認すると

歯質はひどい状態ではなさそうですので

またクラウン（冠）をかぶせて噛めそうです。

が！

“歯医者には見える”問題点があります。

それは何かと言えば…

根っこの周り（歯を支える骨）に

ムシ歯菌の棲み家（病巣）がありそうです。

骨に細菌感染がある＝健康ではない

委ねられたプロとしては見過ごせません。

まずは

T様ご本人に知っていただく必要があります。

「痛くもなんともない」という

“お困りではない”状況での説明は

歯医者としてホントに“やり甲斐”があります。

確たる信頼関係が出来上がっていない状況では

「この歯医者が話していることはまともなのか？」

時として“疑いの眼”を感じることもあります。

ただし！

担当医（プロ）の立場で

適切な状況説明と対応策の提示など

然るべき役目をこなします。

T様ご本人にとっては想定外の悪条件の

感染病巣を伴った“根っこ”だけの歯を

どのように治療するのか？

そのプロセスをお話ししていきますので

明日以降をお楽しみしてください。

以上

3,016日目のブログでした。