「生きてる!」
朝晩はグンと寒くなってきましたね。
紅葉が楽しみな時季です。
また京都に人が溢れるのでしょうね…
こんにちは!
“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
紅葉と言えば「もみじ」ですが
夏場は青々としています。
陽の光を浴びて土から栄養をもらう
生きてるんですね。
栄養が断たれて
枯れてしまっては倒れるだけ…です。
実は…
歯だって♡生きてるんですよ♪
歯の断面のイラストですが↑
根っこの先から神経と血管が入っています。
酸素のおかげで白さと強さを保っています
なので
簡単に神経を抜いてはいけません!
神経を抜いてしまうと歯がもろくなります…
目に見えてもろくなることはないですが
歯の寿命が半分になるとも言われています…
画像はアラサー女性のS様です。
「温かいものを飲むと前歯がズキズキする…」
「職場近くの歯医者さんで診てもらっていますが
月に1度行っても
『なんともないので様子をみてください』
と言われて…
痛みがおさまらないので…来ました。」
私から
「前歯はいつムシ歯を治療してもらいましたか?」
というお尋ねに
「高三の時でしたから10年前です」
とS様は明快な答えられました。
それから10年も経っていれば
樹脂系の詰め物の接着剤がだんだん劣化して
目には見えない“ミクロのすき間”が
できても不思議ないです。
そのすき間から汚れが溜まって
神経が少しずつダメージを受けてしまう…
そのダメージがゆっくり進むので分かりません…
今回のS様の場合は
当院へ転医して正解だったと思います。
☆過去にムシ歯の治療経験がある
☆その歯が温かいものでズキズキするレベルなら
神経(歯髄)のダメージが強い
☆ご本人が痛みを訴えるなら「神経を抜こう!」
↑このように解釈しても
歯医者の診断としておかしくありません。
神経を抜いてしまえば
ご本人の訴えである「痛み」はなくなりますから。
患者さんを痛みから
救ってあげた良い歯医者さんです。
ただ!
S様はまだ30歳です。
前歯が生えてもう20年以上経ちましたが
残りの人生はその3倍の60年もあります。
歯髄(神経と血管)の役割と大切さをお話ししたところ
「初めて知りました」というよくあるお答えでしたが
「神経を残してみる方が良いですね」と理解されました。
私からの提案は
まず健全な歯質を削ってしまうことなく
詰め物だけ取ってしまって
“仮”のものでもセメントをすき間なく詰めてみて
痛みが変わらないか?楽になるのか?
はたまたヒドくなっちゃうのか?
トライしてみましょう!
S様から「お願いします!」という依頼があり
詰め替えてみました。
局所麻酔で無痛治療ですから
痛みがどうなったか?
帰宅されてからでないと分かりません。
たかだか1本の歯ですが
とくに大事な前歯です!
当日の夕方と翌日にフォローの電話を差し上げて
S様に症状や辛さをお伺いしたところ
「完全に痛みがなくなったわけじゃないですが
ヒドくなった感じは全くありません。」
ということで一安心しました。
神経を抜こうと思えばいつでもできます!
「神経を抜いておけばよかった…」
これはOK。
「神経を抜かなきゃよかった…」
これはできません。
以上
今日のブログは2,964日目でした♪
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