人間「当たり前にできていたこと」が
急にできなくなった(不便になった)時に
“ありがたみ”や“大切さ”を実感しませんか?
こんにちは!
“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
一昨日からお話ししている
80歳女性・Y様の上あご奥歯のトラブルですが
「『食事が楽しくない』を解消して!」
という切実な願いに応えるのが
街の歯医者のミッションです。
↓昨日(2日目)の記事
突然ブリッジが取れてしまって…
SOSでお越しになった当日は
応急的に再装着して凌ぎました。
この時に使ったのは
“仮着け”用のセメント(接着剤)です。
「すぐ取れちゃうかも知れないじゃん!?」
そう心配されたなら
至ってまともな反応です。
ココで
接着力の強いセメントで着けてしまうと
次に外す時に根っこが折れてしまって
「もう歯を抜くしかない!」
そんな状況になる可能性がありました。
2日後の「手術日」の予約が
幸い空いていたので
翌々日まで着いててくれて
処置当日にカンタンに外せる状態を優先して
“仮着け”用のセメントを使ったのです。
そして
↓2日後に「仮の歯」をお作りして
不自由な状態を回避することができました。
金属のコア(芯棒)が付いた差し歯は
“昭和”時代にはスタンダードな修復方法でしたが
脆くなった根っこだけの歯には
メタルの総重量+芯棒が刺さった感じで
“凶器”かも!?
まずは
軽量化した上部構造(仮のブリッジ)にして
3本の根っこを抜かなくて済ませられるか?
これが一番のテーマでした。
メタルからプラスチックのコア(芯)に変えます。
根っこに接着用ボンドを塗って
直接“土台”づくりをしました。
今回取れてしまったブリッジは
Y様にとって“噛む道具”として
30年以上不自由なく使えていたので
その形を参考に(コピー)した
仮の歯を即席で作りました。
↑
元々のブリッジの形に近い
噛み合わせの面もコピーできた
↓
“その場しのぎ”レベルで考えると
なかなかイイ感じの仮の歯ができました。
これをお口の中に入れて装着↓
↑
正直なところ
生え際のフィット(適合)は良くないですが
見えるところ(審美エリア)ではありませんし
Y様にとっての一番のお困りごとの
「噛みづらい!」を早めに解消することが優先
元のブリッジに比べると
とても軽くなりましたので
まだ抜かなくていい期待が持てます。
100歳まで生きられるとすると
あと20年もありますので
3本の歯がそんなには持たないかも知れません。
でも
40代や50代の方とは違うので
それなりの治療プランを考えて
今後ご提示してご相談の機会を設けます。
その“時間かせぎ”として
「“いい仕事”ができた」と
Y様と喜びを分かち合いました。
以上
今日のブログは2,914日目でした♪
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