“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
「何もしなくて良かったぁ」
「ホントに良かったぁ」
この声の主は…
私=年名でございます。
昨年末から
下あご奥歯の痛みを訴えて
通院されているM様
昨年の秋まで
他の歯医者さんでも診てもらっていて
「なぜ痛いのか?分からない」と言われ
当院へお越しになりましたが
M様から伝え聞く
前の歯医者さんのお見立ては
的外れではありませんでした。
痒(かゆ)みや痛みなど「知覚の異常」は
他人には分かりません。
M様は「歯が痛い」と言われていて
「どの歯が悪いのか調べて早く治療してほしい!」
急っつくように懇願されます。
ひとたび削っちゃうと
元の状態に戻せない歯に対して
「ちょっと削ってみようか」
という対症療法は基本NGです。
カラダに対する外科行為は
診査→検査→確定診断のうえで
治療方針を決めて初めて処置に入ります。
月に一度のペースで専らお話しを伺いました。
「やっても構わないこと」は
歯のクリーニング(歯石取りを含む)です。
主に歯科衛生士が携わりながら
病状の経過を診ていたのですが
(歯を)削る理由となる問題点がありません。
痛みは無くならないものの
ひどくもならなかったのは
M様が独りで向き合うわけではなく
私たちが関わっていたこともあるようです。
一進一退の中で半年ほど経って
「『神経痛』の有る/無しを含めて
総合病院で一度診察してもらいましょうか?」
そんな提案をしてみました。
その時には
「歯のトラブルが原因ではないかも知れない」
M様もそう思われるようになっていました。
それから4ヵ月経って最近受診されました。
目的は「歯の定期メインテナンス」です。
その際に
担当の歯科衛生士が尋ねたところ
「あの痛みは無くなって楽になりました!」
「病院を紹介していただき
ありがとうございました」
とニコニコです。
「神経痛かも!?」という仮の診断の元に
対症療法的に飲み薬を処方されたそうです。
一つ目は効かなかったようですが
二つ目のお薬に変えたところ
「服用したその日から痛みがピタッと止まった」
それで
「このお薬が効いたということは
脳神経外科で検査を受けて
脳に何かしら異常がないか調べてもらいましょう」
という主治医の促しをスムーズに受け入れられ
大阪市内の専門医へ検査受診されるようです。
「どんな問題(異常)があるのか心配…」
とM様はおっしゃいましたが
「『なぜこんなに痛むの?なぜ治らないの?』
という不安だらけの昨年に比べれば全然マシです」
晴れやかな表情で話されていました。
私からは
「あの時に歯の治療をしてても“空振り”だったので
我慢して痛みと向き合って良かったですね」
M様は
「私が『治療して!』って言っちゃって
先生を困らせてしまったかも知れませんが
“削らない”でいただきありがとうございました!」
一般的には
歯医者って「何か治療してもらうところ」ですよね?
その前提でお越しになる方が多いです。
「簡単に治療が始まるもの」
と思っている方も多いですが
「ファーストフードで
メニューから選んですぐに食べられる」のとは違います。
早く治療できることがあれば
診査→検査→確定診断→治療方針決定→治療
という流れがシンプルに進められる症状の時に限ります。
今回のようなM様の痛みや辛さに対応している間は
「内科のお医者さん」みたいな感じでしたが
「削らずに喜ばれる」のも
この仕事のやり甲斐の一つです。
以上
今日のブログは2,887日目でした♪
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