【“普通”ができない歯】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,751日目♪

食の楽しみはいろいろです♪

あったかいラーメンやうどんなど

さまざまな麺類がありますね。

お肉や野菜など

噛む食感を楽しむのとは違って

麺をすすって

口に入れて噛むのも食の楽しみ♪

これ自体は

「誰でもできること」です。

でも

“開咬”という歯列不正は

上下の前歯がタッチしないので

前歯で噛み切ることができません。

↑こちらは50代女性のK様です。

奥歯が噛めているけど

前歯が“思いっきり”空いています。

麺なんか柔らかいものなので

こんな歯ならびでも噛めそうに思いますが

前歯で“麺のかたまり”を掴むとか噛むができず

不自然な感じで奥歯で噛むしかない…

この状態は当事者には

結構深刻な問題です。

何年も改善されないので

本来「楽しみ」であるはずの食事が

K様にとってはストレスです。

人が当たり前にできていることが

自分にはできない…

こうなっちゃってからは

食欲が完璧じゃなく

体重減少が続いているそうです。

消化管の入口として

歯とお口は重要な役割を果たしますが

ろくろく噛めないと

食塊を細かくできずに飲み込むので

胃や腸への負担が心配です。

この“開咬”を少しでも改善するには

治療計画を立てるにあたっての

診査（チェック）がまず大事です。

次回は

治療後（アフター）と共に

実践したことをお話しします。