【質の良さを確認した歯医者】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,690日目♪

動物が生きていくために

栄養（食事）が必須ですね。

そして

「カラダは食べた物でできている」ので

そのクオリティが高いに越したことはありません。

決して豪華なお肉は必要ではありませんが

カラダに優しい上質のものがいいですね。

「カラダが喜ぶもの」という点では

歯に対しても同じように考えてほしいです。

今日も昨日の記事の続きです↓

81歳のT様にとって痛みや不都合はない歯ですが

レントゲン検査でチェックすると

根っこの中に“白く写る”材料があるので

“神経の無い歯”＝歯髄を抜いている歯

と分かりました。

「神経が無い」ということは

トラブルがあっても発見が遅れます。

クラウン（冠）を外してみたら

中がボロボロってこともあり得ます。

担当の歯科衛生士がチェックしたところ

歯質の崩れが疑われるために

私に尋ねてきました。

T様も

「心配なら（クラウンを）外してみて」

「抜歯は嫌なので」

というご要望があったため

クラウンを除去してみました。

歯の色は黒ずんでいて

キレイには見えません。

しかし

心配したほどの歯質の崩れはなく

ザッと形を整えてみると

色が悪いだけで

歯質もしっかりしていました。

これは

T様が（少なくとも）15年以上前に

このクラウンを作ってもらった時に

よい材料＆上質の技法に投資した“おかげ”です。

当時それなりの投資額だったと思われる

良いクラウンでした。

私たちには当たり前の情報なのですが

「上質の材料は歯を長持ちさせる」

という典型的なものでした。

今回もT様は「８０２８」キープです♪

とりあえず“としな流”では

仮の歯をご用意します。

最後は

仮の歯をお作りして終わりました。

この状態にまでしておけば

今後どんな治療方針にするか

じっくり考える時間を作ることができます。