【ビビる!?歯医者】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,582日目♪

今回はムシ歯を“直す”編です。

歯医者なので

お子さんの場合も削るんですが

できるだけ削りません。

今回ご紹介するケースは

始まりから専門用語ですが

エナメル質形成不全症という

歯の“生まれつき”の障害です…

未熟児みたいな感じです。

歯の外側を包む

カラダの中で一番硬い「エナメル質」

その形成不全

つまり

エナメル質が固まり切らない状態を言います。

ムシ歯になりやすいし

進行も早いです。

当時７才の男児・T君

学校検診でムシ歯を指摘されて

当院を受診されました。

一番奥の“６才臼歯”＝第一大臼歯が

エナメル質形成不全症＋ムシ歯で

茶色く＆やわらかくなっています。

幸い表層だけの崩れのようですが

ムシ歯でダメージを受けた部分を

積極的に削り取ると

神経まで到達するかも知れません。

そんなことになっちゃうと…

歯の寿命が短くなり

ヘタをすれば…

成人するまでに抜歯！

なんてことになりかねないので

この後

私は“ビビリ”ながら

治療を進めていきました。

続きは明日お話ししますね。