【気長に向き合う歯医者】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,583日目♪

円安が進んで

1ドル150円を超えたところで

日銀が「円買い」介入し

現在147円台です。

経済やお金の専門家ではないので

「円安」＝「良くない」と思いがちですが

「円高」の時も良くない面がありました。

どの観点で考えるか？ですね。

あんまり分かってない素人が

投資に“手を染めて”も

大して意味を成さないことが多いという

専門家の話を聞きました。

賢明なのは

「慌てずじっくり向き合う」ことだそうです。

何ごとも

拙速に進めず

“じっくり”向き合うことが大事です。

昨日お話しした

エナメル質形成不全症＋ムシ歯のお子さんですが

あえて！

姑息（こそく）的な治療を選びました。

まず第一に！

歯をいっさい削らずに！

ムシ歯進行止めのお薬を塗って

それだけで終わりました!

ひん死の重症だった上あご奥歯ですが

ムシ歯部分を積極的に削り取る

という普通の処置をすれば

かえって寿命が短くなるかも!?

と判断しました。

ここから

ちょっと専門的ですが…

考えたことは３つのポイント

★何才まで歯がもつか？

＝少しでも抜歯を先送りしたい！

★神経を抜くことになるとしても

できるだけ先送り！

★できることなら

神経も抜かずに温存して

ちゃんと噛めるようにしたい！

そんなことを夢見ながら

応急的な処置を繰り返しで

経過を診させていただきました。

「サッサと終わらせたい！」

と思われて不思議ない歯医者通いでしょうが

ご本人とと親御さんはきちんと通われました。

↓写真で見る10年間の経過です。

ムシ歯進行止めのお薬をぬったり

セメントで応急的につめたり

なんとかしのいでました。

14才で第二大臼歯が増えて

第一大臼歯（６才臼歯）への負担は

一気に減りました！

奥歯は人目につかないので

長持ちするゴールド系の金属を入れて終了～

レスキューできました！

神経も抜かず＆ちゃんと噛めるようになった！

私たちは適切なタイミングを待っただけで

気長に続けて通院された

ご本人とお母さんのファインプレーです！