【勝手に“みらい”を語る歯医者】

どれだけ先の話？

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

まずは昨日の記事をご覧ください↓

当時アラサーだった女性・K様ですが

下あご左側（写真では右）奥歯に

インプラント義歯を入れたのが2005年です。

治療が終わった頃に

「反対側の第２大臼歯は失わないように」

インプラント治療の選択肢を提示しました。

K様にとって

「インプラントを入れること」は一大決心でした。

初めて経験することにかける

時間的＆精神的＆経済的負担が大きいので当然です。

その治療が終わってまもなく

反対側のインプラント治療を提示しましたが

すぐにOKを求める気はさらさらありませんでした。

昨日もお話ししたように

ブリッジ（橋義歯）の支えになっている2本の歯は

両方とも（血が通っている）生活歯ですので

そう易々とダメになる環境ではありませんでした。

加えて

定期的に（4ヵ月に一度のペースで）メインテナンス通院されれば

その際に「ダメになっていないか？」チェックできますし

「ダメにならないように」歯科衛生士によるプロケアできます。

結果的に

右側（写真では左）にインプラントをインストールしたのが先月でした。

実に20年近く経ってからの“リピーター”です。

K様自身が

「ブリッジの支えになっている2本の歯をダメなる前に」

と現実的に考え出したのが今年の初め頃でした。

メインテナンスでお越しになった際に

「そろそろだと考えています」ということで

治療プランが進むことになりました。

担当医である私が

リードする（引っ張る）スタイルじゃなく

K様の認識や要望に添うスタイル

正に“一緒に歩く”というニュアンスです。

長いお付き合いの中で

テーマ（課題）を共有できていたからこそでしょう。

これぞ

ご本人には見えない“みらい”を

患者さんに代わってイメージしてお伝えする

“街の歯医者”を長く続けている醍醐味です。

以上

3,347日目のブログでした。