【ムシ歯…そんなにすぐ悪くなるの？】

いつの間に

こんなになっちゃったの？

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

ムシ歯は

「歯」があって

バイ菌のエサになる「糖」があると

できちゃいます。

「要治療」のムシ歯に進むまで何年もかかります。

↑昨日お話しした20歳女性の奥歯ですが

幼稚園年長〜小学校１年生（6歳）頃に生えたので

15年近く経って「要治療」レベルになりました。

なので

“弱い歯”とは言い切れません。

治療を済ませてから2年経って

「あの歯が欠けちゃった！」とSOSが入りました。

レントゲンを撮ってみると…

歯が生えて約15年経ってムシ歯になったのですが

10代の生活習慣（食や歯みがき）が反映されているのか

“ムシ歯の活動性”がアップして

一気に進行しちゃいました。

周りで風邪やインフルエンザが流行っていても

全く何ともない人もいますね。

その病気に対するリスクが低い証しでしょう。

ムシ歯も同じようにリスクの高低があります。

唾液（つば）を採取して検査すれば

★ムシ歯菌（主役のような2種類※）

★唾液の性質

が分かります。

※

ミュータンス菌：ムシ歯を作る菌

ラクトバチラス菌：ムシ歯を悪くする菌

唾液の緩衝（かんしょう）能とは

ムシ歯ができる「酸性」環境を中和する力です。

そこへ

★みがき残し（プラーク蓄積量）

★飲食回数

★フッ素の使用状況

など生活背景も加えて

レーダーチャート（グラフ）に反映して

結んだ線でできる“六角形”が小さければ

ムシ歯になりやすい＝リスクが高いと言えるのです。

このような“客観性のある”情報もお知らせして

ご本人への動機づけに役立てています。

現在は22歳になられている女性の場合

ムシ歯が悪くなりやすい

そんなリスクが高いことが分かりましたので

それをお伝えしたら納得された様子でした。

以上

3,336日目のブログでした。