【違和感あるのに帰す歯医者】

ちょっと変なんだけど…

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

歯医者の業務で

どなたもご存じなのが

銀歯やセラミックを含めた“詰め物”を入れる行為

その日から“ちゃんと噛める”ことを望まれますね。

「それが当然でしょ」という声が聞こえます。

その考えにちょっとだけ反論が…

実は…

多少違和感がある方が良い場合もあります。

歯型を採ってから

だいたい1週間程度の間隔があって

クラウンをセット（装着）すると思いますが

その間に仮の歯を入れていても

「しっかり噛める」状態じゃないことがほとんどです。

神経の無い歯だと何も入れないかも知れません。

歯としてきちんと“噛む仕事”をするクラウンが入ると

「当たる」感覚があって不思議じゃありません。

模型上でお作りした（オーダーメイドの）人工歯が

馴染むまでの間の“ちょっとした”違和感は

当院では数日間つき合っていただくことを勧めています。

たとえば

オーダーメイドの靴だと

きちんと採寸して

靴職人さんがしっかり作ってくれて

ピッタリのものができてくるわけで…

はじめは違和感があったり

靴ずれしたりしても

だんだん馴染んできますよね。

それと同じような感じでお伝えしています。

ただ

靴と違って

歯は毎日使うものですので

違和感が長いのは苦痛かも知れません。

「2日とか3日お使いいただいて

違和感が取れなければ

カラダが『微調整して』と訴えているので

ご連絡ください」とお伝えしています。

このひと言だけでも

不安が小さくなって

違和感があっても納得づくでお帰りになります。

靴が馴染むと同じように

そのうち違和感なく噛めることがほとんどです。

実際には100人か200人にお一人くらいの割で

数日後に噛み合わせの調整が必要な場合もあります。

遠慮なくご連絡くださいね。

以上

3,319日目のブログでした。