【歯の治療も結局シンプルが一番！】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,752日目♪

早いもので

今年も3分の１が終わろうとしています。

4月の診療も

あと1週間を残すだけになりました。

当院の開院は

1998年5月1日で

25周年を迎えます。

さまざまな患者さんを拝見してきましたが

過去に治療を多く受けられた方ほど

問題点が複雑に絡んで

治療方針を立てるのが難しいです。

昨日ご披露した女性患者・K様について

（↓昨日の記事です）

奥歯が当たっているのに

前歯が“ガラ空き”です。

専門的には“開咬（かいこう）”と呼ばれる

不正咬合（歯ならびの悪さ）です。

麺類を食べにくいばかりか

前歯じゃ全く噛めません。

特に

奥歯に治療跡がありますので

歯ならびの異常と合わせて考えるのに

専門家はいろんなことを考えます。

問題点が一つにまとまらなければ

ちゃんとして治療方針も立ちません。

でも

時に「診断前治療」という策を

講じることがあります。

「この治療を試してみることで

デメリットはほとんど考えられない」

そんな確信が得られるならOKです。

K様にその旨お話ししたところ

「これ以上悪くなることはないでしょうし

良くなる兆しがあるのならお願いします」

という認識の一致が得られたので

やってみました。

こちらがアフター画像です↓

まだ完全に閉じていませんが

K様にとっては劇的な改善です。

ビフォーアフターを並べてみます。

すっかり良くなりました。

K様によると

「噛みやすくなりました」

「噛むのが億劫でゴックンするのが早かったですが

噛めるようになって食事の味も楽しみになっています。

処置方針を決めるまでの間は

「ああでもない」「こうでもない」と

考えれば考えるほど複雑になっていました。

結局のところ

とてもシンプルな処置をしたことで

改善までスムーズでした。

その決断をした理由については

明日お話ししますので

楽しみにしていてください。