【長寿と歯の治療の関係】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,744日目♪

新型コロナウィルス感染症に対する

マスク着用が「推奨」レベルに下がったものの

花粉や黄砂などの影響もあるのか

非着用者率は10％程度だとか…

ゴールデンウィーク明けには

感染症分類の「5類」に引き下げられます。

注意しながらも

怖がり過ぎずに生きていきましょう♪

リンゴを頰張って齧（かじ）れるか？って

歯の健康バロメーターの一つですけど

「自分の歯が多いと

健康寿命が長くて要介護でいる期間が短い」

ご存知でしたか？

↓5年ほど前になる研究結果です。

歯の治療に関するシンプルな考え方として

現在は「早期発見」＋「定期管理」が基本で

「早めに削る」のには

“ちょっと待った！”というスタイルがいいと思います。

寿命が伸びるということは

12才で生えそろった永久歯を

長く使い続けなければなりません。

ただし

まもなく開院25年を迎えるプロセスの中で

最近「早期治療」が好ましいシーンもあると

感じるようになりました。

それは…

加齢による「胆力の低下」です。

開院当初50歳の患者さんだと

現在75歳ですよね。

今どきの70代なんて

皆さんお若いですけど

でも

加齢とともに「胆力」が低下しますね。

「胆力」とは…

「物事に対して臆したり、動じたりしない精神力」

平常心を失うことがなく

どっしりと構えていられる能力ですが

目の前の課題を解決するために

費やすエネルギーが加齢とともに低下する感じです。

10年前くらいだったら

治療のプランに対する

さまざまな疑問や不安に向き合えたのが

「考えること自体が面倒」

という雰囲気のご高齢者は多いです。

ということは

後期高齢者になる前に

さまざまな問題を解決すべく

早めの治療を受けることは

将来のご自身にメリットがあります。

考えるのが億劫になった時に

「歯科衛生士による予防メニューを受けるだけでいい」

そういう状態にしておくことは

長期的にみて大切なことかも知れません。

該当の患者さんには

適切に提案をさせていただいていおります。