【「折れて良かった」安堵した歯医者】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,728日目♪

春の甲子園「センバツ」は

本日ベスト８が戦っていて

あと2日で紫紺の優勝旗の行方が決まります。

↓左が「春：センバツ」右が「夏」の優勝旗

ココまで来たら

実力は伯仲しているでしょうから

「運がどのチームに味方するか？」もありますね。

ラッキー or アンラッキー

「運」は歯のトラブルにおいてもあります。

↑昨日お話しした“インプラントの事故”は

実は…

超ラッキーでした♪

まず

インプラントの構造ですが

このような3段構造になっています。

“噛む道具”として使うものなので

長く使っていれば

トラブルや不調は起こり得ます。

そんなトラブルの中で

①クラウンが外れた or 割れた

これは一番軽症です。

③人工歯根（ﾌｨｸｽﾁｬｰ）が揺れる or 抜けた

これが最悪の結末です。

今回の男性患者・N様の場合

②の土台（ｱﾊﾞｯﾄﾒﾝﾄ）が折れたトラブルでした。

中に残っているものが取れない場合は

結構面倒だと思ったのですが

幸運にも

そして

N様のインプラントは

当院で約20年前に入れたものでしたので

必要な部品が揃っていて

あとは

改めてクラウンを作るための

“型採り”をするだけの

シンプルな治療で済ませられました。

あとは

新しいクラウンが技工所から届くのを

お待ちいただくだけです。

20年お使いいただいて

“この程度”のトラブルで済んで

N様も安堵されていました。

歯科医院がインプラントを取り扱うのに

長期的に部品の供給ができる

ブランドやシステムを選ぶことも

大切な要素なのですが

こうして活かすことができて良かったです。