【「アッパイ」を知ってほしい歯医者】

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

 

 

今日のブログは、2,705日目♪

 

 

彗星のごとく現れた「チャットGPT」

 

 

 

AI（エイアイ）チャットボット「ChatGPT」は

 

より人間に近い形でユーザーと対話でき

 

コードを書いたりアドバイスをしたり

 

多機能なロボットであるため

 

昨年11月にリリースされたばかりですが

 

最近ネット上で話題になっています。

 

 

 

ご存知でした？

 

「知らなかった」人は多いでしょう。

 

 

 

私も知ったのは

 

つい3週間ほど前です。

 

 

 

今は無料で利用できるみたいで

 

下部にある「検索」枠にコメントしてみます。

 

 

 

ちなみに「としな歯科医院」と入れてみると…

 

 

さすがに分からないみたいですが…

 

 

 

 

歯科専門用語を入れてみました。

 

 

「歯肉圧排（しにくあっぱい）」です。

 

 

一般の方（患者さん）で

 

ご存知の方がいらっしゃったら

 

私たちが驚くほどマニアックですが

 

 

 

チャットGPTは…

 

 

たった30秒程度でこの回答です。

 

 

 

回りくどい表現もありますが

 

「歯科治療において患者の快適性や安全性を

確保するために非常な重要な作業となります」

 

この締めの部分は“大正解”です。

 

 

 

 

「で！歯肉圧排ってどんなの？」をお知らせします。

 

 

歯と歯ぐきの境目に

 

糸を押し入れていくもので

 

精度の高い歯科技工物を作るために

 

型を採る時に行う“ひと手間”です。

 

 

 

 

これを当院では

 

口の中で“詰める”処置（直接充填）にも

 

歯肉圧排をすることがあります。

 

 

 

 

今日のご披露するケースは

 

初診当時55歳の男性S様です。

 

 

 

「何十年も前に治療を受けたので

 

覚えていない」という自覚の

 

下あご小臼歯にムシ歯の心配がありました。

 

 

 

ここで歯肉圧排をして

 

可能な限りきちんと詰めます。

 

 

 

 

 

 

これで

 

歯ブラシを普通に当てれば

 

プラーク（歯垢）が溜まりにくい環境になりました。

 

 

 

要は「“この次”のムシ歯予防」に繋がります。

 

 

 

 

 

チャットGPTでも知っている「歯肉圧排」

 

 

 

歯医者さんで

 

☆型を採ってもらう（業界用語：印象採得）

 

☆直接詰めてもらう（業界用語：レジン充填）

 

 

 

こんな治療の機会には

 

「シニクアッパイ（歯肉圧排）してください！」

 

と言ってみてください。

 

 

 

 

歯医者さんの姿勢（スタンス）が

 

分かるかも知れません。

 

 

 

ただし

 

歯肉圧排なんかしなくても

 

処置できる上手い歯医者さんが

 

いらっしゃることも申し添えておきます。