【“その気”を待つ歯医者】

いつからでも人は変われる

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今やムシ歯は減っていて

12歳児（小六）の平均で「1.0本」前後です。

私が子どもの頃（50年くらい前）なら

学校検診で「治療勧告書」をもらう児童がほとんどでした。

歯ブラシや歯みがき剤が良くなって

歯質を強化してくれるフッ素も配合されて

ムシ歯ができにくい時代になりました。

でも

人生は長い！

20歳の人だと残り80年も歯を使うのです。

12歳で永久歯が生えそろうので

20歳だとまだ８年しか経っていません。

その10倍の期間“仕事させ”なければなりません。

一昨日からお話ししている

初診当時20歳の女性・K様は

ムシ歯のリスクが高い（ムシ歯になりやすい）人でした。

↓昨日の記事

パッと見た感じでは

即治療を必要とするムシ歯は何本もありませんでした。

でも

リスクをチェックすると結構心配な感じでした。

上の前歯に「要治療」のムシ歯はありません。

よく見てみると

歯頚部（生え際）が白く濁っていて

これは“ムシ歯の一歩前”＝崩れる寸前です。

きちんと歯みがきすれば

唾液（つば）中のミネラル分が再沈着して

歯質がまた強くなります。

初期ならムシ歯は治ってくれます。

治療する/しないに関わらず

プラーク（歯垢）が残らないような

歯みがきをマスターすべきです。

その“みがき方”に関しては

歯科衛生士がアドバイスをします。

自分のことは自分が主役ですからね。

適切な歯みがきを身につけることが大事です。

ただし

習慣化するには私たちも根気が必要です。

ご本人が“その気”にならなければなりませんので。

みがき残しのない「100%歯みがき」をできるのなら

それに越したことはありませんが

命まで落とすことはありませんので

当院ではじっくり臨むスタイルです。

以上

3,337日目のブログでした。