【“削れなくて”モヤモヤする歯医者】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,576日目♪

今日はモヤモヤしました！

って

こんな気持ちは

この仕事に就いて以来ずっとですけど…

↑検診希望で受診された29歳の女性です。

自覚症状（お困り）は全くありません。

肉眼では隣接面（歯と歯が隣り合ったところ）が

“ムシ歯”っぽい…

レントゲン検査でも

少々怪しい…

明らかに（歯質）が崩れている感じはないけど

怪しい…

「今削る？」もしくは「様子を見る？」

治療するのを見送って

後で痛みが出たり（歯が）欠けたら嫌だし…

これを話すと

「痛くなる前に治療しておいて」

と言われる人も多いです。

でも

この方はまだ30歳前です。

大人の歯として“デビュー”してから

6歳で生えた第一大臼歯は23年

12歳で生えた第二大臼歯が17年

経っています。

20年前後も仕事してきた

と考えるより

平均寿命から

女性だとまだ60年使わなければなりません。

「歯は治療を繰り返して悪くなる」ので

極力治療のタイミングを遅らせることが

最善と言っても過言でありません。

「いつ治療する必要が出るか？」

という“課題”は持ったままですので

患者さんご本人もモヤモヤすると思いますが

何年か経って

「あの時に削らなければ良かったのに」

このセリフを言わせたくないんですよね。

歯の温存にこだわる一歯医者でした。