【歯の神経は抜いちゃっていい？】

明日から夏季休診です♪

「歯」に関するABCをお話ししますね。

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

受診される患者さんで

「『神経って抜かない方がいい』って聞いた」

と言われる人がいらっしゃいます。

おっしゃる通り！

です。

ただ

そういう人に限って

「神経を抜くしか他に手がない」

ヒドい状態で来られます。

そもそも

神経ってご存じでしょうか？

このイラストで

どの部分か？分かりますか？

根っこの先から入る

神経と血管の束で

本名を「歯髄（しずい）」と言います。

この歯髄が生きてる限り

歯に栄養（酸素）が運ばれてきて

歯の白さや硬さをキープできる

当然抜かない方が良いです。

↑このように

ムシ歯菌によるダメージが大きい時は

歯髄の炎症が自然に治らないので

神経を抜くことになります。

ムシ歯で穴があいてても

痛いのと痛くないのでは

神経のダメージに差があります。

要は痛くなってからでは

ダメージが大きくて

残せる神経も残せなくなること多いです。

ムシ歯に気づいたら

早めに歯医者へ行って

神経を抜かずに済む処置を受けてください！

なんでもかんでも

早期発見＆早期治療が良い！

というわけではありませんので

処置を受ける前にしっかり相談してくださいね。

以上

3,232日目のブログでした。