【逆走する!?歯医者】

未来に向けて「時流を感じて乗る」ことが大事！

でも…

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

昭和生まれの私が

平成スタートとほぼ同時に社会人デビューして

令和の今は“熟している”感じです。

歯科医業界では

人工物（クラウン）は今やコンピュータが作る時代

CAD/CAM（キャドカム）が作ってくれます。

歯科技工士（人間）が作ったものではありません。

当院では

（当地へ移転する前の）2007年に導入しました。

当時は50軒に1軒の割合だったようで

珍しかったと思います。

ここ5年ほど前から普及が加速しました。

それは…

健康保険の適用になるものが増えたからです。

背景には

ロシアーウクライナ戦争が続くことによる

金属（メタル）の高騰が理由の一つです。

また

「金属を使わないに越したことがない」ですし…

ですが

当院ではCAD/CAMで作るクラウンを

取り扱っておりません。

そして今日…

「その日のうちにクラウンを作れる」という

大きなメリットがあった院内CAD/CAMでしたが

時流に逆行するように

当院の技工室に置いていたミリングマシーンを

産業廃棄物処分業者に引き取ってもらいました。

開院して26年になりますが

歯科技工士（人）の手による“作品”は秀逸で

私基準ではCAD/CAMはまだ劣ります。

一番の理由は「コミュニケーションができない」

人間であれば

会話による微修正やアレンジが可能です。

この差が埋まることがあれば

再導入するかも知れません。

なお

CAD/CAMのメリットも大きく

取引先の歯科技工所では導入されていて

「CAD/CAM」＋「人」で

作品が作られますので

より良いものが出来てきます。

以上

3,223日目のブログでした。