【“稼がせる”歯医者】

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

 

 

今日のブログは、2,568日目♪

 

 

人生を豊かにするために大切な

 

「時間」と「お金」

 

 

 

インターネットの普及で

 

情報収集や情報交換のスピードがアップして

 

“地球が小さくなった”今

 

 

 

世界のことも知って

 

将来の人生設計を考えるべきですね。

 

 

 

強いて選ぶとして

 

「時間」と「お金」は

 

どちらが大事でしょうか？

 

 

 

究極は…「時間」でしょうね。

 

 

歯の治療においては

 

「時間をかせぐ」ことをオススメします。

 

 

 

患者さんが歯医者に行く流れは…

 

 

①問題が起こった（噛めないorカッコ悪い）

↓

②歯医者へ行った

↓

③原因が分かった

↓

④治療計画が提案された

↓

⑤治療を決めた

↓

⑥治療が始まる

 

 

治療が一旦スタートしたら

 

“止められない”と思っている人もいます。

 

 

 

そんなことはありません。

 

どの段階ででも止められます。

 

 

 

 

 

一昨日から“続きもの”の記事ですが

 

 

奥側（写真では左）の歯が

 

思った以上に歯質が崩れていました。

 

 

⑤も色が悪くなっていますが

 

そんなにひどくなくて使えそうです。

 

 

 

⑦の歯をどうするか？

 

根っこはまあまあ残っていますが

 

歯冠（頭）の崩れが大きいです。

 

 

再びクラウン（冠）をかぶせてみて

 

噛み合わせの力に耐えられるか？疑問です。

 

 

それ以前に

 

神経（歯髄）を抜かなくていいか？

 

 

 

担当歯科医には

 

いろいろと考えることがありますが

 

 

 

 

ご本人にとっては

 

「元々はお困りでなかった」状況なので

 

 

 

「神経を抜く」とか

 

最悪「歯自体を抜いちゃう」など

 

まったく想定にないでしょうし

 

 

 

 

「神経を抜く」にしろ「歯を抜く」にしろ

 

最終（ゴール）のイメージは

 

私たちとすぐに共有できるレベルになりません。

 

患者さんご本人にとって

 

急過ぎます！

 

 

 

「あおられる」ように

 

「焦って」治療を進めることは

 

好ましくありません。

 

 

 

 

もちろん「早くやっていれば…」

 

という後悔はあり得ますが

 

 

 

 

それよりも

 

「あの時〇〇しておけば」の“〇〇”に

 

「じっくり考える」

 

「ちゃんとお金かける」

 

という後悔をさせたくありません。

 

 

 

そんなわけで

 

“削らない歯医者”の私が提案したのは…

 

時間かせぎです！

 

（前述の写真と同じ：上から見たところ）

 

まずは“仮の歯”で

 

体裁と最低限の噛み合わせ機能と維持を図ります。

 

 

オールプラスチックで強度は小さいですが

 

“何にも無い”よりは全然マシ！

 

 

患者さん自身は

 

「白いからコッチの方がいいわぁ」と喜ばれました。

 

 

 

この後に

 

神経を抜いたり

 

もっと先で⑦の歯自体を抜くことになりますが

 

 

 

 

一旦立ち止まって考えていただくために

 

お口の機能として“不自由過ぎない”ように配慮し

 

“時間をかせぐ”状況を作っています。

 

 

 

 

最終的に

 

⑦の歯を抜いて

 

インプラントを入れることになりましたが

 

 

それまでこの後

 

じっくり4年間の時間を費やしましたが

 

患者さんにとっての納得感は十分でした。

 

 

 

 

こんなことは

 

患者さんからオーダーすれば

 

請け負ってもらえると思いますし

 

 

 

もし“問答無用！”っぽい対応なら

 

「それまで」の歯医者さんかも知れません。

 

 

 

自分の持ち物ですし

 

医療消費者として

 

正当にお尋ねすることは悪くありません。

 

 

 

 

私たちプロは

 

素人さんに成り代わって

 

しっかり考えて

 

「できないものはできない」とか

 

「トライしてみましょう」など

 

お伝えするのがミッションです。