【インプラントを断った歯医者】

「歯のことをちゃんと考えてみる」週間！

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日（6月4日）は

「ムシ歯予防デー」ですが

「歯と口の衛生週間」です（10日まで）。

今年のテーマ（標語）は

「歯を見せて　笑える今を　未来にも」

らしいです。

「歯を見せる」＝審美は大事

でも

「きちんと噛む＆摂る」＝機能も大事です。

その機能を回復＆維持するには

たった1本の歯でも失ったら補うべきです。

ちょっとだけ欠けているように見える

この奥歯の治療ですが

歯根破折の程度がひどく

保存不可能（抜歯の対象）です。

抜歯後の修復する（欠損部を補う）ためには

基本的にこの３つの中から選ぶことになります。

アラフィフ男性のS様の希望はインプラントでした。

その経緯は↓昨日の記事をご覧ください。

インプラント（人工歯根）を入れられなくはありません。

が！

条件が悪い＝どの程度持ってくれるのか？

こんなものをカラダに入れるわけで

普通に考えたら怖いですよね。

ならば

20年とか30年単位で使いたいですよね。

そこまで長期に使える可能性が高くなければ

「やっても無駄」という考え方を肯定できます。

残りの人生（40年くらい？）を考えた上で

相応しいと考えれば

部分入れ歯がNo.1で

次が（両隣の歯を削るが）ブリッジ

インプラントは最下位でした（私の判断では）。

で！

フィニッシュを先にお見せしますね。

「あれ!?入れ歯じゃないの？」

「歯を抜かなかったの？」

そんな声が聞こえてきます。

「抜きましたよ」

その証拠写真です。

↓

それが…

ビフォーアフターではコレです↓

歯を抜いてからまもなく2年経ちますが

S様もご満足で

ちゃんと噛めています。

さて

どんな処置をして

歯に“健康らしさ”をご提供できたと思いますか？

以上

3,155日目のブログでした。