もっと早く削っていたら…
こんにちは!
“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
「神経(歯髄)を抜いた歯の取り扱い」
★しっかり削って(クラウン)を被せる
☆必要最小限にとどめて詰める
一長一短があります。
たくさん削るのはもったいないですよね。
アラフォー女性のC様
上の前歯2本がその対象です↓
「ってどの歯?」と思われて不思議ないです…
画面に向かって右側(C様にとって左側)2本が
根っこの治療が終わった歯です。
歯髄が無い=血液供給が無いので
白さを失って黄ばんだり茶色くなります。
歯が少しずつ脆(もろ)くなりますので
何かを噛んだ拍子に割れることがあります。
ただ
C様の場合は変色もわずかなので
ご本人は当然
私も“しっかり削って被せる”ことは強く押せません。
「いつか変な割れ方をして
運が悪いと根っこが折れてしまうことが心配です」
このようにお伝えしていましたが
C様には想像できなくて不思議ありません。
が!が!が!
最近になってC様から
「フランスパンを齧(かじ)ったら折れました」
SOSの電話が入りました。
C様にとっては
「そんなに固すぎないし小さく切って食べたのに…」
裏(舌)側を見ると…
割れちゃってます…
この欠片が取れないのは
歯ぐきの内(舌)側と繋がっているから…
「歯冠歯根破折」という“やっかい”な状況です。
ただし
根っこが縦割れしているわけではないので
「即抜歯」のジャッジをすることはなかったです。
こんなことなら
「早めに削っておけば…」
と悔やむばかりです。
ただし
根っこの治療が終わった当初から
C様には「多く削らずに終わりたい」
というまともな要望があったので
強要してまで“削る”のは避けました。
「神経を抜いた歯」の宿命は…
折れやすい!です。
以上
3,130日目のブログでした。
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