【“神経”について語る歯医者】

もう痛いのがイヤなら

神経を抜いちゃおう！

それでホントにいいですか？

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

大阪の今年の冬は

凍える日がそう多くありません。

聞き慣れた“暖冬”なのでしょうね。

ただし

日本海側の沿岸部の強風は半端ありません。

こんなに傾いても

ちゃんと生きてるからスゴいです！

でも

中には…

ボキッと折れてしまっている木もあります。

枯れてしまっている木の特徴です。

陽の光を受けて

土から栄養をもらっている樹木は

葉っぱが青々と生い茂っています。

生きているので幹や枝に柔軟性もあって

強風でも簡単に折れません。

歯も一緒で

生きている歯は強い！

イラストは

「やさしい説明　じょうずな治療［2］歯内療法」

飯島国好，他著　永末書店より

“土”に相当する“あごの骨”から

“水”に相当する“血液”が運ばれている

生きた歯は強いです。

ムシ歯が進行して痛みを自覚されると

「神経が無ければ

もう歯は痛くならないから抜いて！」と

望まれる患者さんが少なくありませんが

神経を抜いた時点で

血液供給が無くなって

あとは何十年かけてジワジワもろくなるだけ…

割れたり折れたりする“悲劇”が待っています。

まず

「できるだけ“神経”は抜かないこと」

が大事ですが

「“神経”へのダメージが進んだ

ムシ歯になっちゃってから

歯医者へ行っても手遅れ」

という自己責任もご認識くださいね。

その上でなら

私たち歯科医は

“神経”を温存するための努力は惜しみません。

以上

3,027日目のブログでした。