【“待つ身”の歯医者】

どうなさっているのか？

お元気かな？

ふと患者さんのことを

思い出す時があります。

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

“当院史上最長”の年末年始休診が終わり

明日から診療を再開します。

何かしら不都合や不具合が生じた患者さんには

不安な思いをさせたり

ご不便をおかけし申し訳ありません。

十二分に“充電”できましたので

昨年より少しクオリティを上げる診療に臨めます。

昨日訪れたのが

学業の神様を祀る「大阪天満宮」です。

これから受験される知人や友人のお子さんのために

お詣りして合格祈願をしてきました。

たくさんの絵馬が掛かっていましたが

たまたま目にしたところには

医師　看護師　歯科医師など

国家試験の合格祈願をする絵馬が集まっていました。

年に一度の第117回歯科医師国家試験は

今月末に催されますが

現役で受験される学生は24歳なので

私と同じ卯年で三回りの年齢差があります。

この道も私はもう36年になろうとしています。

多くの患者さんに関わらせていただきました。

独立してからは25年7ヵ月経ちましたが

大学病院での研修時代や

一般開業歯科医での勤務時代も含めて

印象に残っている患者さんは未だに思い出されます。

さまざまな診療経験が今に活きているのですが

開業以来拝見してきた患者さんの中で

既に来院されなくなっている方も数多くいます。

当時のお子さんなら成人されて

地元を離れられているかも知れませんし

ご家族ぐるみで拝見していた方々でも

異動に伴う転居で遠くにいらっしゃるでしょう。

それぞれのご事情で当院から遠ざかられる方や

歯科医院へ通うこと自体やめられている方も

いらっしゃるかも知れません。

カルテ（診療録）や検査データの確認をする機会には

「あの患者さんはどうなさっているのかな？」

「治療がたしか途中だったと思うけど

その後は問題ないのかな？」

ふっと走馬燈のようにハッキリ思い出すこともあります。

診療を委ねられる立場で

プロとしてお手伝いする中で

アドバイスや指示をさせていただくことが業務ですが

飲食店や理美容院など

一般のサービス業と同じ部分があって

足を運ばれるか否かは消費者（患者さん）次第で

私たちは“待つ身”でしかありません。

そんな中でいろいろ患者さんのために考えるのは

“お節介”以外の何ものでもないかも知れませんが

もしも急に再来院されることがあれば

スムーズに思い出して適切な対応をするのが

私たち（当院）のミッションの一つです。

以上

3,012日目のブログでした。