【「歯を抜く」ということを知る】

痛くないのに…

 

歯を抜かなくちゃならない…

 

 

私たちプロと患者さんの間に

 

大きなギャップがあります。

 

 

こんにちは！

 

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

 

 

歯医者で仕事している私たちにとって

 

「痛くないけど抜歯する」なんて

 

日常ごく普通にあることです。

 

 

 

症状を改善するために

 

その歯を抜くしかないなら

 

やむを得ません…

 

 

 

ですから

 

歯医者で「抜かなきゃならないですね…」

 

と言われたら

 

あきらめていただくしかないのですが…

 

 

 

初めてか？２回目（以降）か？

 

ここに大きな違いがあります！

 

 

 

何ごとも初体験か？体験済みか？で

 

気の持ち様が違いますよね。

 

 

 

初めての時は

 

できるだけ分かった方がいいですよね？

 

「よく分からない」という不安は大きいです。

 

 

 

 

もしも人生で一度きりのことなら

 

知らなくてもいいかも知れませんが

 

生きてる限り

 

歯は減ることはあっても増えません。

 

 

 

 

初めて抜歯に臨む時には

 

次のことを意識してほしいです。

 

 

★ なぜ歯を抜かなければならないか？（理由）

 

★ 抜歯することのメリットやリスク？（可能性）

 

★ 抜歯した後の再建方法は？（治療方法）

 

★ そのために必要な時間や費用は？（投資）

 

など…

 

 

 

抜いてしまってからでは

 

“追われるように”して

 

次々と再建を進めなければなりません…

 

 

 

たとえば…

 

自然災害でお家が壊れた…

 

大急ぎで修理するって

 

“追い詰められて”ますよね。

 

 

 

でも

壊れそうな所をリフォームするなら

 

あらかじめ「どうしようか？」

 

準備ができて余裕がありますよね。

 

 

 

だから

 

ちょっとでも知っておいて欲しいのです。

 

 

 

一例をご紹介すると

 

受診された40才代半ばの男性K様

 

 

ご本人は自覚されてませんが

 

下あごの奥歯が心配な事態に…

 

 

 

 

 

過去に１本でも抜歯されたご経験があるなら

 

説明は多少は省略してもいいかも知れません。

 

 

K様も

 

「プロの歯医者さんが言うならしょうがないかな…」

 

って感じです。

 

 

 

自分のカラダのことなのに

 

「分からないから」という理由で

 

どこか他人事という感じの人が多いです…

 

 

 

 

まだ抜歯しなければならないと決まってはいません。

 

 

 

ただ…最悪の場合は…

 

１本では済まず奥歯を2本とも失うかも知れない！

 

60歳までにそうなっても不思議はありません。

 

 

奥歯が2本失くなると

 

一気に噛みづらくなります…

 

 

それだけに先ほどお話しした

 

★ なぜ歯を抜かなければならないか？（理由）

 

★ 抜歯することのメリットやリスク？（可能性）

 

★ 抜歯した後の再建方法は？（治療方法）

 

★ そのために必要な時間や費用は？（投資）

 

など…

 

 

少しでも理解しようとしていただきたいのです。

 

大事なのは良きも悪しきも納得感です。

 

 

 

K様がホントに“腹をくくれる”ように

 

引き続き相談の機会を重ねるつもりです。

 

 

 

以上

 

今日のブログは2,956日目でした♪