【突き放しちゃう!?　悪い歯医者】

「サッサとあきらめて

 

総入れ歯にされてはいかがですか？」

 

 

まだ50代後半の女性に

 

冷ややかに伝える歯医者がいました。

 

 

それは…私

 

「いつもと違う」

 

 

こんにちは！

 

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

 

 

「歯を抜きたくない」という想いに対して

 

「歯を抜いちゃって入れ歯にする方がいいかも!?」

 

ドライに言う歯医者をどう思いますか？

 

 

 

患者さんは50代後半のK様です。

 

笑顔が素敵で快活な女性です。

 

 

 

なんですが

 

口元“だけ”がもったいない…

 

 

口角を上げて

 

しっかり笑うことができてない感じです。

 

 

 

それもそのはず↓

 

 

20年以上前に作ってもらった“差し歯”の色が悪い。

 

全体に歯ぐきの腫れや赤みもあって

 

良いとこ無し…

 

 

 

初めてお越しになったのは3年前で

 

「マスク生活」がちょうど良かった!?

 

かも知れません。

 

 

 

 

レントゲン検査で見ると

 

上あごには

 

神経のある（血が通っている）“無傷”の歯は一本もない。

 

 

見た目が悪い前歯は

 

“差し歯”をキレイに替えてあげればいいならともかく

 

 

6本の前歯は全部「根っこの先」に

 

病巣（バイ菌の棲み家」がありました。

 

（レントゲン“黒い影”があるのは分かりますか？）

 

 

 

後々これらの“差し歯”を外した時の写真です↓

 

根っこだけの状態で

 

こんなに“もろい”感じ…

 

 

 

パッと見た時に

 

私には容易に想像できたので

 

「簡単には治せない」

 

「1年では治らない」

 

「治したところでいつまで持つか？」

 

など

 

残り30年あるかも知れない人生で

 

再治療の機会は早く訪れると思いました。

 

 

 

10年以内？

 

いや！5年以内かな…

 

 

 

ならば…

 

治療が終わったと思ったら

 

またすぐに治療が始まるわけで…

 

ご本人のメンタル（気力）を考えると…

 

 

提案として

 

全部の歯を抜いちゃって「総入れ歯」にする！

 

 

 

1本も歯が無ければ

 

当たり前ですが「ムシ歯」や「歯周病」はないので

 

問題点は無くなりスッキリします。

 

 

見た目もメチャ綺麗です。

 

 

 

 

K様に

 

「サッサとあきらめて

 

総入れ歯にされてはいかがですか？」

 

なんて

 

いつもの私（当院）らしくないようですが

 

 

 

対策（治療）の選択肢の一つとして提示して

 

一度“広い視野”で考えてみるきっかけにするべく

 

お話ししてみました。

 

 

 

それに対するK様の答えは…

 

 

 

何回か相談の機会を重ねて

 

じっくり考えられました。

 

 

 

 

明日お話ししてみますね。

 

 

 

 

以上

 

今日のブログは2,933日目でした♪