【ご家族と一緒に“予防”する歯医者】

「手伝ってあげて！」

 

ご高齢者のサポートはご家族が第一♡

 

 

こんにちは！

 

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

 

 

日本人の寿命が伸びて

 

街で目にするご高齢者が増えている印象です。

 

 

自動車や二輪車（自転車を含めて）の運転なんかは

 

“心もとない”感じの方々も少なくなく

 

事故に繋がりそうな不安が大きくなってきました。

 

 

 

5年前に他界した私の父には

 

その3年ほど前に家族が集まる場で

 

「人生の最後に“加害者”にしたくないから

 

クルマの運転はやめてほしい」と諭して

 

運転免許証を返納させました。

 

 

 

高齢者と認知症はセットなのかも知れませんが

 

症状は徐々に進むものですから

 

当然“まともな”時間帯もあるわけで

 

本人には自覚がなかったり

 

諭しても聞き入れないこともあるでしょう。

 

 

 

長年日常アイテムの運転なんて

 

生活するにあたって「必需」なので

 

そう簡単にやめられませんよね。

 

また、やめさせた後には

 

家族のサポート（送り迎え）が必要で

 

簡単ではありません。

 

 

でも

 

屋外へ出ると危険なことばかりです。

 

ちょっとした買い物で近くへ行くだけなのに

 

「道に迷って帰って来れなくなる」

 

みたいなことを耳にするのはざらです。

 

 

当院でも

 

お帰りの際に、玄関を出られた後に

 

ご自宅とは反対へ歩いて行かれる方がいたり

 

 

ご家族から

 

「うちの母は何時頃（当院を）出ましたか？」

 

問い合わせの連絡が入ったり

 

 

事故に繋がりかねない

 

心配なことが増えてきました。

 

 

 

先ほどもお話ししましたが

 

“まともな”意思疎通ができる時には

 

当然のように健常者と同じ対応をするのですが

 

“記憶にない”時間帯が増えてくる方で

 

「予約日時に来院されない」とか

 

逆に

 

「予約を承っていない時に平気に来院される」など

 

心配な女性患者さん（M様）がいらっしゃいます。

 

 

 

元々、M様はシャキッとされている女性で

 

何でも独りでこなされてきた方とお見受けします。

 

「ご家族がサポートしようにもできない」

 

なんてこともあるかも知れません。

 

 

 

当方から

 

「ご家族の方と共有してもらいましょうか？」

 

という提案をしても拒否をされたりもして…

 

 

 

予約時刻にお越しにならないと

 

「来院される道中に何かあったのか？」心配です。

 

 

 

そこで

 

M様のご家族に相談するべく

 

電話でのコンタクトを試みましたが

 

当院の営業時間帯には繋がらず…

 

 

 

ということで

 

このたびお手紙（文書）で

 

現状の報告とご相談のオファーをしてみました。

 

この後に

 

適切な口腔ケアを継続して受けられるように

 

M様にとってもご家族にとっても

 

安全な通院になる改善策を実践したいと思います。

 

 

 

当院にとっても

 

他の患者さんへの適切な対策に繋がる

 

予防策の一つを創り出せた感じです。

 

 

何ごとにおいても

 

事が起こってから重大さを思い知るのに

 

「『予防』って難しい」ですよね。

 

 

 

以上

 

今日のブログは2,936日目でした♪