「まだ歯を抜きたくないけどなぁ…」
「でも、歯医者で『抜くしかない!』って
先生に言われちゃったし無理か…」
「プロが『もうダメ…』って言ったら
そりゃもう抜歯してもらうしかないでしょ…」
という諦めの声が上がります、普通は。
↑これは銅のスクラップで
集められて再生されるようになります。
こんにちは!
“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
↓紙をリサイクルして再生紙として
“また働ける”ようになります。
そもそも「捨てられても文句言えないもの」でも
最終的に残してくれたらいいですよね。
まさに「再生工場」です。
何かを「捨てる」というのと
「歯を抜く」のは似たようなものですね。
抜歯せざるを得ない=あきらめていただく
そして
そんな“残す価値なし!?”歯を再利用する
『再植』のお話。
(↓昨年9月にお話ししたこの記事の続きです)
抜いてみたら
こんな歯でした↓
今年は(現在進行形も含めて)20例くらい
“ひん死の重症”の歯をレスキューしました。
昨年も15例ほどお助けしましたが
その中で
この50代女性・K様の場合は
「“ダメ元”度」No.1でした。
「再植してみるけど
うまく生着しない可能性が高い」
これをシェアして臨みました。
「抜歯せずに済んだ」ことは良かった!
でも
いつかは抜かなくちゃいけない時期が訪れます。
当然ですよね。
“保存不能”とか“抜歯必至”と診断された歯です。
歯を抜いた後には
主に次の3つのどれかで補うのが一般的です。
今回のK様は
「抜いちゃうしか手がないのなら
インプラントですけど
(この奥側に)インプラントを入れて
まだ3年くらいしか経っていないので
経済的なことを考えると
もう少し先にできればと思う」
とのことでした。
↑再植前と再植直後(右)の写真
正直“ダメ元”でした。
それが…
ヒヤヒヤ&ドキドキしながら
レントゲン検査で経過を拝見していると…
(歯が収まっている)歯槽骨と歯を繋ぐ
歯根膜(歯周靱帯)が正常に機能しつつある証しです。
着実に改善して
だんだん噛めるようにもなっています。
一生涯この歯が持つとは約束できないですが
インプラントになる時期を
確実に“先送り”できるでしょう♪
あきらめない!
これが大事ですね。
K様にとって現実には
再植がうまくいった後の課題として
「噛めてなんぼ!」です。
歯を再生できても
「こっち側(K様の場合は左側)では噛めない」なら
食事を楽しめないので
再植の意義は半減です。
私たち歯科医療人のミッションは
「歯の治療やメインテナンスを通じて
充実した豊かな生活(人生)に貢献する」です。
なので
中長期的に捉えて「うまくいった」という
高い視点でサポートするのがお役目です。
改めて近日中にK様の経過を報告しますね。
以上
今日のブログは2,920日目(7年目363日目)でした♪
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