【しんどい歯医者!?】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,861日目♪

年度替わりの春とは違いますが

夏休みに転校する生徒もいますよね。

急にクラスメイトが居なくなる…

寂しいですよね。

歯医者においては患者さんとの“別れ”もあります。

転勤や転校は仕方ありません。

残念な別れの一つが…

「しんどくて…」です。

「何がしんどいのか？」

治療方針が「重たい」のです。

現在51歳の女性・T様

初診は7年前です。

既にたくさんの治療を受けておられて

再治療が必要な歯が何本もありました。

何本かは“無くなる”可能性があります。

過去の治療歯（人の手が入っている歯）の処置方針は複雑です。

どのように評価するか？議論が分かれるところで

「これが正解！」ってありません。

ということは

私たちにも「やってみないと分からない」要素があり

それはやむを得ないことをK様も理解してくれました。

加えて

条件の悪いところは

時間もお金も掛かります。

どれだけ掛かっても

治療が完了した時点で

長持ちする可能性が高いプランを提示します。

当然それが上質な治療だからです。

上あごの歯が無いところを補う方法として

インプラント（人工歯根）を使うものを考えました。

これが残りの歯に負担を掛けないプランだからです。

「自分にとって良いことは分かります」

そう言われて前向きに考えられました。

が！

治療計画から1年経って…

「ちょっと休みたいです…」

T様は“別れ”を選択されました。

仕事との兼ね合いで時間を作れず

治療は当然なかなか進まず

ゴールまでが遠いし治療も怖い…

だんだん気力が萎えてしまいました。

「より良いゴール」が仇となった!?

残念ですが

T様が納得づくで出された答えです。

私たちも全力が臨みました。