“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
今日のブログは、2,850日目♪
今月は何度か関西国際空港を利用しました。
夏休みで旅行客が多いのはもちろん
インバウンド(inbound tourist)も増えて混んでます。
有人窓口には長蛇の列です。
「限られた日数で効率よく楽しみたい」のは
万国共通でしょう。
日本のことは日本人が熟知しているので
教わる外人さんとの知識差が大きいです。
ただし
必ずしも最適な情報をくれると限らないので
信じ切って良い場合と残念なこともありますね。
プロを利用する時も同じです。
たとえば
現在53歳の男性・K様ですが
この下あごの奥歯は無症状でした。
この部分をよく見てみると…
問題があることだけ
ご指摘して経過を見ることにしました。
それから5年
まったく症状もなく
レントゲンでも変化がありません。
それから2年(初診から7年)経って
違和感を自覚されました。
今年になって
痛みが出てきたので
レントゲン検査で調べてみると…
病巣(バイ菌の住み処)が大きくなっていました。
こうなると
あごの骨の中の
深いところで大きな病巣になっているので
最後は
歯を抜くしかないし
深くの病巣を取るのも大変です。
そんなわけで
専門医(口腔外科医)のお見立てをしてもらい
受診していただきました。
案の定
「この歯を抜くと共に病巣も取る」
という治療方針をK様は勧められました。
通常は
専門医が言えば「その通り」にするのがいい?
かも知れません。
ただし
私は「抜いてください!」と依頼したわけでなく
専門医の判断をK様に知っていただいた上で
「歯を温存してみる挑戦」も選択肢として
提示してみました。
なぜか?
「私ならそんな簡単に抜歯してほしくないから」
です。
もちろん
今抜歯しないことで将来困って
「あの時に抜いておけば良かった」と
と悔やむかも知れません。
K様が「抜く方がいい」と判断されたら
それはご本人の決断なので
それに合わせたサポートをするだけです。
しかし
「歯を抜いた後のこと(処理)」を決めていません。
「歯が無くなった後にどのように補うか?」
これを納得づくで決められるまで
時間稼ぎの意味合いでも
「歯の温存に挑んでみてはどうか?」
こうお勧めしてK様は乗ってこられました。
その旨をK様が専門医に伝えたところ
「勝手にして!」と半ば呆れられたそうです。
医学的な「正解」は大事ですが
ご本人にとっての「最適」を求めることは
もっと大事だと思うんですよね。
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