【ぜいたくな歯医者】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,842日目♪

梅雨が明けて夏休みに入りましたが

今年はどこへお出かけしますか？

行楽も帰省もあちこち混雑しそうですね。

我が家は近くで寛ごうかと企んでいます。

旅館にしろ食事にしろ

家族へのご褒美にいい機会です。

お肉に舌鼓を打つのも良し！

露天風呂付き客間のある旅館に泊まるも良し！

たまには“ぜいたく”も良いですよね♪

歯の治療で私のこだわりは

「少しでも上質に」という“ぜいたく”を求めます。

↑この歯の治療に関して

数日前から取り上げているアラフィフ男性・M様

クラウン（冠）や金属のコア（芯）を除去しないと

バイ菌のいる根っこの先にアクセスできません。

↓まずクラウンを外します。

金属のコア（芯）の一部が見えました。

↓これを慎重に除去します。

これで根っこにアクセスができます。

神経の無い歯なので痛みはないですから

この状態で治療を進めることが一般的かも!?

ただし

私は“ぜいたく”者なので

この噛みづらそうな不便は嫌なんですよね。

なので…「仮の歯」を準備します。

↓一度セメントで蓋をして

↓削って形を整えてコア（芯）を再現

↓あえて壊し“切らなかった”クラウンを再利用して

↓スペースに樹脂（レジン）を流して

↓噛み合わせや形を整えてセメントで接着

これなら噛みづらさは無く

クラウンを外す前の感覚に近くて

“今までの日常”が大きく崩れません。

この状態にしておいて

根っこの治療に入れば不都合感が小さく

M様にとって良い状態を提供できたと思います。

このぜいたくさを求める変わった歯医者ですが

昨日お話しした「リフォーム」のお話と繋がります。

ただ「根っこの治療」といっても

いろいろだということがお分かりいただけましたか？