“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
今日のブログは、2,836日目♪
その治療は良かったの?
短期的な改善はもちろんですが
「長期的な経過はどうか?」が大事です。
約8年前に(自家歯牙)移植をしたケースについて
まず当時(移植後1年)のブログを引用します。
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歯を抜かずに残せると
(歯を支える)骨は守られます!
歯は骨を救う♡
当時27歳の女性・S様ですが
ムシ歯を放ったらかしにしていたせいで
バイ菌による感染が鼻(副鼻腔)まで
行ってしまっていました。
副鼻腔炎=歯性上顎洞炎という病態です。
ちくのう症と言うとイメージしやすいでしょうか
歯を抜いても
その穴がふさがらないことがあります。
そうなると
口と鼻がつながってしまって
かなり厄介です。
実際に歯を抜いた直後
S様は「うがいすると鼻へ水が抜ける」
と言われていました。
その抜歯したところへ
一番奥で“余っている”親知らずを
お引越し=移植して
鼻へつながる穴を
移植した歯がふさぐという処置も兼ねました。
抜歯して約2週間後に移植をしましたが
それだけでも副鼻腔炎は少し改善しました。
そして移植後1年
鼻も歯も全く問題なく快調です。
歯を抜いたらインプラントが一番!
というのが主流になりつつあります。
これはとても良いと思います。
ただし
インプラントにできない
歯の移植のメリットは2つあります。
①本来の歯は生理的に揺れているのですが
インプラントにはなく
骨とガチガチにくっついてます。
移植の方が歯本来の自然な揺れが得られます。
②今回のように骨の形成を導いてくれます、
鼻と口がつながっていたところを
骨でふさいでくれました。
(インプラントでも可能ですが高等技術が要ります)
今回のS様のように
全ての人に歯の移植がうまくいくか?
となると…
さまざまな条件をクリアしなければなりませんので
正直難しいです。
でも
治療の選択肢の一つですので
尋ねてみてはいかがでしょうか?
ダメ元で臨む気持ちも少しは必要ですが
トライしてみないと成功はありません。
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移植から8年経った今どうでしょうか?
見た目も“噛む”機能もOKです。
矯正治療でキレイになりました♪
CT検査してみても
全く問題はありません。
カラダが維持してくれるのです。
S様は現在30代半ばで
この先の人生も長いですが
当分使えそうです。
住所 |
〒595-0024 大阪府泉大津市池浦町2丁目6-29 マップを見る |
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休診日 | 毎週 木・日曜日・祝日 |
診療時間 |
午前 9:30~13:00 午後 14:00~17:30(土曜日除く) 土曜日のみ(9:30~13:00) |
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噛めない辛さ、歯をなくす不安や「何かしみる」などの歯の悩み、「もうどうしようもない...」と諦めていませんか? 当院はそうした患者さんをたくさん完治させております。 その秘密は、当院独自の診療スタイルにあります。 具体的には
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