【血も涙もない!?歯医者】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,831日目♪

「もう全部歯を抜いてしまったらいかが？」

初めて会う患者さんにそんなこと言う歯医者なんて

ヒドいと思いませんか？

私にそう言われた患者さんは

50代後半の女性・K様です。

歯医者嫌いだったり

お仕事に一生懸命で自分のカラダは後回しだったり

“急場しのぎ”的な治療の繰り返しで

見てお分かりのとおり

自然とは言えない治療結果です。

レントゲン検査をしてみると

下あごの前歯以外は

ほとんどの歯が治療を受けておられます。

特に

“神経”を抜いた歯が多くて

さらに

根っこの先に“バイキンの棲家”もあります。

細菌感染で歯が汚れているというのは

歯が植わっている骨が悲鳴を上げているのです。

初診の段階でチェックすると

奥歯は2本（❌印）抜かなければならず

その他の歯（黄矢印）は感染していると判断しました。

10本以上も根っこの治療をしてみて

何本の歯が救えるのか？

治せたとしても何年持つのか？

K様にとって“徒労”の治療に終わる可能性があり

全部抜いてしまって

総入れ歯にしてしまえば

見た目も自然になりますし

もう歯の痛みも起こり得ないです

歯を全部抜いてしまうのが

もしかするとK様にとって最適かも知れない

こういう考え方があることをご提示しました。

その上で

「抜くメリット」と「抜かないメリット」を

本気で考えていただく機会をまず作りました。

K様が選ばれたのはどちらだと思いますか？