歯周病予防・矯正など女性専門の歯医者
大阪府泉大津市のとしな歯科

【“それなり”の歯の治療も大事!?】

院長

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”削らない歯医者 年名 淳です

 

 

今日のブログは、2,798日目♪

 

↑ヨーロッパはドイツの国会議事堂

 

↑アメリカ合衆国の国会議事堂

 

 

↓説明不要の我が国の国会議事堂

 

 

現内閣の岸田総理は

 

外務大臣としての経験が豊富で

 

広島サミットに代表されるような

 

海外に強いと評されています。

 

 

 

 

でも

 

就任から1年経って国内の施策についても

「検討」だけでなく

 

“それなり”の実行力があるようですね。

 

 

 

 

「それなり」という言葉は

 

「適切」とも解釈できます。

 

 

 

歯の治療なんかは

 

「正解」があるようでも

 

一つではありません。

 

 

 

病態(状態)をどのように見立てて(診断)

 

どんな治療方法を選択するか?

 

 

 

またそれを

 

担当医が決めるのではなく

 

ご本人にも分かっていただく必要があります。

 

 

 

理想は意見交換を重ねて一緒に考えて

 

私たちが支えて決めていただくのが理想です。

 

 

 

私たちプロの目指すものを

 

素人の患者さんには分からない部分が多いです。

 

 

 

今日ご披露するケースは

 

60歳の女性・K様です。

 

過去に受けられた治療は何本かありましたが

 

ムシ歯の自覚症状はなく

 

私たちがチェックしても

 

すぐに治療を要する歯はありません。

 

 

 

ムシ歯の治療が必要でもそうでなくても

 

セルフケア(歯みがき)のアドバイスであったり

 

歯石取りをはじめとしたプロケアなど

 

主に歯科衛生士による歯周病の維持療法が基本です。

 

 

 

↓小難しそうな検査表をお見せしますが

 

 

初診から2ヵ月経った時点での検査で

 

PCR(プラーク•コントロール•レコード=歯みがき残し率)が改善し

 

歯周ポケットも浅くなっています。

 

 

 

今日のテーマは

 

左上の奥歯(画面では右側)です。

 

 

みがき残しはなくキレイですが

 

今ひとつ歯肉の違和感が残っていたり

 

歯科衛生士も「お掃除し切れない」手応えでしたので

 

レントゲン写真をチェックしてみると

 

 

K様の記憶によると

 

20年以上前の治療だそうですが

 

汚れの溜まり場になっていて

 

取り切れないために歯ぐきの炎症があるかも!?

 

 

その判断で

 

古い詰め物を外してみることにしました。

 

 

 

外す時には

 

金属自体や削る時の金属粉が

 

喉へ落っこちたり流れたりしないように

 

ゴムのシートを被せます。

 

(「ラバーダム防湿法」というアイテムです)

 

 

 

金属を外したところ

 

歯ぐきが赤くなって浮腫(むくみ)もあります。

 

 

この歯ぐきの腫れが引かないと

 

きちんと詰められないので

 

“仮”の意味合いでセメントを詰めることにしました。

 

 

 

“仮”であっても

 

“それなり”のクオリティを目指します。

 

できることなら…古い詰め物を外す前より

 

「汚れが溜まりにくい」ようにしたいですから。

 

 

 

“応急的”とは言え

「歯質への接着性」

 

「上質なフッ素入りのセメント」

 

「噛み合わせの力に耐えられる強度」

 

“それなり”の材質です。

 

 

この後レントゲン検査で確認してみました。

 

 

以上のご説明は

 

素人のK様にはマニアック過ぎるものですけど

 

「ここの歯ぐきの違和感は何?なぜ?」を

 

理解できるに越したことはありません。

 

 

治療後に

 

カウンセリングルームで

 

処置前のレントゲン画像を比較してご説明し

 

“それなり”に分かっていただけたものと思います。

 

 

 

次回以降は

 

まだ中に残している“古いセメント”を取って

 

悪いところがないか確認する必要があります。

 

 

 

歯の持ち主は患者さんですが

 

委ねられた側の私たちは

 

今後理想的なゴールを目指します。

 

 

 

 

まずは「歯ぐきの違和感」が取れないか?

それをターゲットにした治療をしました。

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土曜日のみ(9:30~13:00)
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“直す”より“治す”
削らない歯医者

                                               
名前年名 淳
住所大阪府泉大津市

Profile

 噛めない辛さ、歯をなくす不安や「何かしみる」などの歯の悩み、「もうどうしようもない...」と諦めていませんか? 当院はそうした患者さんをたくさん完治させております。 その秘密は、当院独自の診療スタイルにあります。 具体的には

  • (1)詳しい診査と精密な診断
  • (2)オリジナル術式の開発
  • (3)十分な診療時間の確保
  • (4)充実した豊富な器具・設備
  • (5)女性スタッフによる丁寧なヒアリング
  • (6)キャリア 34年のベテランドクター

 これらによって、「もうどうしようもない」と諦めているあなたの歯を一生懸命治療させていただきます。

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