【ギリギリで歯を残す方法】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,782日目♪

「九死に一生を得る」

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昨日は“土俵際いっぱい”の話でしたが

まさに“徳俵”で踏ん張るような感じで

「歯を抜かずに残す」

やり甲斐が歯医者にはあります。

60歳の女性・Y様の奥歯は

根っこが割れているようでした。

本来抜かなければならない状況ですが

片方の根っこはダメージがないかも!?

その場合は

全部抜くのでなく半分残す方法があります。

これを「ヘミセクション」＝分割抜歯と言います。

↓割れた方の根っこを抜いて半分は残した

根っこを半分抜いて

2ヵ月ほど経った状況です。

しばらく

噛みづらくて食事に不便だったと思います。

周囲の歯ぐきの赤みや浮腫みが減ったので

仮の歯をお作りすることにしました。

Y様は

「『半分残す』と言われた時は不安でした」

「長持ちしないなら

近いうちにまた抜歯されることになります」

「でも

意外に平気ですし

仮の歯が入ったら食事もできるようになりました」

大臼歯の場合

ダメな根っこを取っても

残りが使えたら全部抜くことはありません。

「ヘミセクション」＝分割抜歯

以後お見知り置きを。