歯周病予防・矯正など女性専門の歯医者
大阪府泉大津市のとしな歯科

【歯を失くさないで済む方法】

事例紹介

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”削らない歯医者 年名 淳です

 

 

今日のブログは、2,781日目♪

 

 

“コロナ禍明け”初めての大相撲は

 

両国国技館で「五月場所」が行われていますね。

 

 

中入り後を見ると満員ですね

 

マスク着用の人がまだ多くいますが

 

コロナ前に戻りつつあるのが確認できます。

 

 

 

“大男”のぶつかり合いは迫力があります。

 

土俵際の攻防も醍醐味ですよね。

 

“うっちゃり”だったり

 

そのまま“押し倒し”だったり

 

 

 

「ギリギリまで踏ん張る」気概がいいですよね。

 

 

 

爪や髪の毛と違って

 

削ってしまったら元に戻らない歯や神経(歯髄)

 

 

 

治療にあたっては

 

「抜くのはいつでもできる」というスタンスで

 

“残してみる”ことが歯医者の役目だと思います。

 

 

 

ただ

 

残すために辛い時期もありますから

 

ご本人の向き合い方次第で強要はしません。

 

 

 

でも

 

残してみて…

 

「あの時カンタンに諦めなくて良かった」

 

という

 

ご本人の安堵や納得の表情に

 

担当医としてやり甲斐を感じます。

 

 

 

そんなわけで

 

今日は「歯を失くさないで済む方法」です。

 

 

“前置き”的な昨日のブログは↓

 

 

患者さんは現在60歳の女性・Y様

 

 

(画面では右)下の奥歯は

 

18年前に上の画像の通り

 

メタルクラウンが装着されていました。

 

レントゲン検査では

 

神経(歯髄)を抜いてもらっているのが分かります。

(根っこに白い材料が写っているので)

 

 

“神経”を抜くと

 

歯の痛みから解放されますが

 

長期的に見ると“血液供給”が失くなるので

 

徐々に脆くなって割れる可能性が高まります。

 

 

 

なので

 

“神経”は極力抜かない方がいいです。

 

 

 

ただし

 

“神経”を抜かざるを得ない

 

ダメージの大きい状態で受診されると

 

「抜かない方がいい」と言えど残せません。

 

 

 

 

☆異常を感じたら早めに受診する

 

定期的にチェックを受けておく

 

この基本スタンスが大事です。

 

 

 

 

現在までの間に

 

左上の小臼歯を失くした際に

 

人工歯根(インプラント)をインストール(埋入)しました。

 

おかげで

 

両隣の歯に負担を掛けることなく

 

咀嚼(そしゃく)機能をキープできています。

 

 

 

この時点で(7年前)は

 

左下奥歯はY様自身も自覚症状なく

 

レントゲン検査でも明らかな異常はありません。

 

 

 

 

ところが

 

2年前のレントゲン検査で

 

少し変化が見られました。

 

 

この(全体を眺められる)パノラマレントゲン画像では

 

分かりづらいと思いますが

 

 

根っこが2つに分かれているうちの

 

中央寄り(画面では左側)の根っこの周りが黒い…

 

 

 

何らかの細菌感染が疑われます。

 

ただし

 

片方の根っこの周りには異常が無さそうで

 

そのためか

この時点でY様はまだ自覚はありません。

 

 

 

それが

 

半年ほど前に

 

「歯ぐきが腫れて噛むと違和感がある」

 

症状を訴えられるようになりました。

 

 

 

明らかに黒い部分が広がっています。

 

片方の根っこは変化がありません。

 

 

 

このような画像所見が見られた場合は

 

「歯根破折」=根っこが割れている

 

一番に疑われます。

 

 

 

診査による症状をチェックすると

 

ほぼ確定的です。

 

 

 

根っこが割れていたら

 

その歯は“噛む部品”として機能しません。

 

 

 

割れたところから

 

バイ菌が骨にダメージを与えているので

 

カラダを守るためには抜歯するのが最適です。

 

 

 

抜いた後のことを考えると

 

インプラントによる修復が良いですが

 

いろんな意味で“時間かせぎ”ができると

 

さまざまな準備に充てられます。

 

 

 

そんなわけで

 

歯を全部抜いてしまうのではなく

 

「割れている方(半分)だけ抜く」処置を

 

提案してみました。

 

 

 

半分だけでも残せると

 

「今すぐインプラントしなくちゃ!」

という状況を回避できます。

これが

 

複根歯(ふくこんし)という

 

根っこが複数ある奥歯にあるチャンスです。

 

 

 

この処置を

 

「分割抜歯」=「ヘミセクション」と言います。

 

 

 

「全部抜いてしまう」前の

 

“土俵際いっぱい”で粘るようなものです。

 

 

 

 

まだ治療の途中ですが

 

「ヘミセクション」がうまくいきましたので

 

明日「アフター」をご報告します。

 

 

 

今どきは

 

「ヘミセクション」とググれば

 

カンタンに情報収集できますので

 

下調べしておいてもらってもいいと思います。

ご予約・お問い合わせ

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土曜日のみ(9:30~13:00)
としな歯科医院のHP

           

“直す”より“治す”
削らない歯医者

                                               
名前年名 淳
住所大阪府泉大津市

Profile

 噛めない辛さ、歯をなくす不安や「何かしみる」などの歯の悩み、「もうどうしようもない...」と諦めていませんか? 当院はそうした患者さんをたくさん完治させております。 その秘密は、当院独自の診療スタイルにあります。 具体的には

  • (1)詳しい診査と精密な診断
  • (2)オリジナル術式の開発
  • (3)十分な診療時間の確保
  • (4)充実した豊富な器具・設備
  • (5)女性スタッフによる丁寧なヒアリング
  • (6)キャリア 34年のベテランドクター

 これらによって、「もうどうしようもない」と諦めているあなたの歯を一生懸命治療させていただきます。

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