【歯医者さがしの「ソーシャルディスタンス」】

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

 

 

今日のブログは、2,684日目♪

 

 

インターネットの普及によって

 

情報収集は簡単になりましたね。

 

 

 

お店や専門家に尋ねる前に

 

スマホで簡単に調べることができて

 

とても便利になりました。

 

 

 

その商品やサービスについて

 

自分が分かっている場合は有効です。

 

 

 

しかし

 

専門的要素が多い場合は

 

情報量の多さが災いして

 

「自分には何が合うのか？」

 

調べれば調べるほど混乱することがあります。

 

 

 

私は時に「思考停止」になることがあります。

 

 

カラダのこと（特に病気）については

 

医療の専門家に依頼することになりますが

 

 

 

「受けてみないと分からない」ことも

 

怖さに拍車をかけているかも知れません。

 

 

 

 

先日「お問い合わせメール」で

 

他県の女性・H様（60代後半）から相談がありました。

 

 

「急に歯が痛み、翌日受診しました。

『知覚過敏』と診断され

歯磨き粉と歯ブラシを交換しましたが

何もしていなくても痛みます。

 

これは虫歯の可能性が大きいですよね。

今の歯科を受診すべきか?

新たな歯科を探すべきか?

迷っています。」

 

 

オンラインでお話しする機会を設けて

 

症状や想いについてお伺いしました。

 

 

 

「今回受診したところへ行く方が

 

『知覚過敏』に対するアドバイスで

 

効果がなかったことが担当医は分かり

 

適切な処置に早く結びつくかも知れません。

 

 

 

新しい歯科医院へ行く場合は

 

症状や治療経過を

 

『分かるように伝える』という

 

面倒なことをしなければなりません。」

 

 

 

そうお話ししましたが

 

この方の“口ぶり”が

 

継続して通うつもりがなさそうでした。

 

 

 

 

伺ってみると

 

「数年間で4軒くらい（歯医者を）変えている」

 

というお話しでした。

 

 

 

症状以外の不安として

 

「信頼関係」を築けていないこともあるようでした。

 

 

 

（バスで30分かかるかも知れないですが）

 

幸いお住まいのエリアに

 

私が信頼できる歯科医院がありましたので

 

ご紹介を提案してみたところ

 

「行ってみたい」とのことで

 

そのドクターにメールでコンタクトしました。

 

（一部専門用語がありますが、以下サラッとご一読ください）

 

 

 

「明日、H様という60代後半の女性が

 

受診依頼の連絡を入れられるかも知れません。

 

〇〇にお住まいの方で、歯痛でご相談を受けました。

 

 

オンラインで症状を伺いましたが

 

どうやら直近受診した歯科医院へは

 

行きたくなさそうな感じでした。

 

 

『ムシ歯だったのに、知覚過敏とは間違いだったのか？』

 

と不安がっておられましたが

 

 

『ムシ歯の治療や歯髄を取る処置に先立って

 

一旦知覚過敏処置で様子をみることは

 

不適切ではないと思います。』

 

 

 

私は口腔内を拝見していないので

 

歯頸部にカリエス（ムシ歯）があるのか分かりませんが

 

（象牙細管から）歯髄炎が起こっている可能性があるので

 

今日のところは自発痛に対しては

 

鎮痛剤で対応してもらうように助言しました。

 

『鎮痛剤が効かなければ、

 

抗生剤を必要とする組織のダメージが

 

起こっている可能性がある』ともお伝えしました。」

 

 

 

 

翌朝に

 

ご依頼先の院長から

 

「拝見します」と返信をいただき

 

 

 

H様にもご報告したら

 

喜んでくださいました。

 

 

 

 

私の勝手な解釈ですが

 

（たぶん）痛みは和らいでいないものの

 

「信頼“できそうな”歯医者さんが見つかるかも!?」

 

という「不安が小さくなった」ことが

 

有意義だったかも知れません。

 

 

 

実際の「歯の痛みやつらさ」以外の要素

 

すなわち精神的不安が大きい方が

 

やっぱり多いようです。

 

 

 

 

 

「いい歯医者の見つけ方」は

 

ある程度の情報を集めつつ

 

専門家に相談してみることが早道です。

 

 

 

 

一度“門をたたく”＝受診すると

 

簡単に「逃げられない!?」感覚もあるでしょうから

 

「ソーシャルディスタンス」を確保できる

 

メールやオンラインでの問い合わせを

 

試してみられるといいと思います。

 

 

 

 

 

なお

 

当院における初回相談に関しては

 

ご来院やオンライン問わず

 

30分間無料で承っております。

 

 

 

運が良いと（今回ご披露したH様のように）

 

私と繋がっている良医を

 

ご紹介できることもあります。

 

 

 

なお

 

通常のご相談基本料金は下記の通りです（消費税別）

　30分間：  5,000円
　60分間：10,000円