【教訓を活かしてほしい歯医者】

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

 

 

今日のブログは、2,657日目♪

 

 

あれから28年…

 

1月17日は「3.11」とともに忘れられない

 

阪神淡路大震災が早朝に起こりました。

 

 

 

一瞬で

 

人の命が奪われ

 

家屋は焼失したり倒壊したり

 

街も甚大な機能不全に…

 

 

 

 

 

自然災害の中でも

 

地震は予期不能ですので

 

「もし起こったら？」

 

という想定しかできませんが

 

 

 

 

それでも

 

被災者でなくても

 

教訓に対策できますよね。

 

 

 

 

過去に起こった

 

「“望んでない出来事”を教訓にする」ことは

 

生きている限り遭遇しますよね。

 

 

 

歯のトラブルも同じです。

 

初診当時40代前半だった女性患者・M様

 

 

 

痛みがあったのは上あごの奥歯です。

 

↓肉眼では悪く見えません。

 

 

↓レントゲン画像でもハッキリ分かりません。

 

 

でも

 

“しかるべき”処置によって…

 

 

 

痛みは無くなり

 

元どおりの生活を営めるようになりました。

 

 

 

↓2年後の写真では分かると思いますが

 

 

上あごの奥歯に“銀歯”が入っています。

 

 

↓レントゲン写真では

 

 

“銀歯”の部分が白く写っています。

 

よく見ると

 

“根っこ”にも“白い筋状のもの”が写っています。

 

 

 

 

要は

 

初診当時に

 

神経（歯髄）を抜かなければならず

 

根っこの治療をして

 

最終的に“銀歯”を入れました。

 

 

 

 

 

「もう少し早く来ていれば」

 

神経を抜かずに済んだかも知れません。

 

 

 

でも

 

40歳で“治療の形跡”がほぼ無いM様

 

 

 

 

学童期や未成年のうちに

 

親御さんの保護下で

 

歯医者で治療を受けられた経験がないので

 

 

 

どのように歯医者へ行けばいいのか？

 

どの歯医者を選べばいいのか？

 

考えているうちに

 

“出遅れる”ことは

 

やむを得ないかも知れません。

 

 

 

 

でも

 

この歯の治療を受けたことを

 

M様は教訓として活かされて

 

 

 

この後に

 

“同じトラブルを回避する”ことに

 

成功しました。

 

 

 

 

明日

 

この続きをお話しすることにします。

 

 

 

 

ヒントは…

 

反対側の同じ歯です。

 

 

 

 

 

 

ちなみに…

 

余談ですが…

 

28年前の私は埼玉県で勤務医でしたので

 

阪神淡路大震災を体験しておりません。

 

 

 

震災は月曜日の朝でしたが

 

週末に帰阪していたものの

 

日曜日の最終便で関空から羽田経由で帰り

 

難を逃れて“しまい”ました。

 

 

 

 

なので

 

毎年「あの時は怖かったねぇ」という

 

経験された方々の会話には入れません…