【“卵”に教える歯医者】

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

今日のブログは、2,501日目♪

お盆休みということは

学校の夏休みも後半戦ですね。

宿題をしなきゃならないし

受験生は半年切った本番に向け注力する時期です。

私には娘が二人おりますが

うち一人が大学の歯学科に通学中で

ただいま5年生（6年制）です。

私は（勝手に）“国家試験の予備試験”と考えている

全国統一の進級試験があり

休診しているので静かなオフィスを

彼女が勉強スペースに使っています。

私もなんだかんだと業務があり

院内にいるのですが

キャリアの差が約35年の娘の勉強内容は

私たちの頃より数段難しい！

と言うか専門性が高くなっています。

悪く言うと

“重箱の隅をほじくる”かのようなものです。

歯科医師という

人様のカラダに触れる高尚なお仕事なので

十分の知識を備えていなければなりませんが

知識に偏っているので

“頭でっかち”感が半端ありません。

歯科インプラント学について

テスト問題をテーマに質問を受けましたが

専門用語は暗記しているものの

“使える知識”からは程遠いです。

日常業務でこなしている私の説明は

娘には「分かりやすい！」ようで

「パパに教わって知識が繋がった」と

腑に落ちたことを喜んでいました。

治療の流れを

きちんと理解できていないから

正確には

理解できるように教えてくれていないから

卒業してから勉強し直すことになりそうで

なりたてホヤホヤの歯医者は“お荷物”です。

診療現場も経験しながら学べると

ライセンス取得後に“即戦力”として

働ける可能性が高まると思いますが

昔から変わらない仕組みです。

一般のお医者さん不足は叫ばれていますが

「コンビニより多い」と揶揄される歯医者も

年々少なくなっていて

適正な数を下回る時が将来必ず訪れます。

「あれ!?歯医者が少ない！」と気付いた頃には

たぶん遅いと思います。

国家試験をパスして

ライセンスを取らないと

仕事に就けないのでやむを得ませんが

いち早く適切に患者さんに対応できる

歯科医師の育成も私たちの課題です。