“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
今日のブログは、2,617日目♪
師走になると
なんとなく慌ただしい感じですね。
仕事する人にとって
「年内中に!」というミッションを果たすべく
カラダの疲労が溜まる人は多めです。
そんな時には
カラダも人それぞれのウィークポイントが
悲鳴を上げることがあります。
歯の弱い人もいるわけで…
そんな方で
「神経を抜いてもらった歯が痛い!」
「なんで???」
こんな日ごろお聞きする疑問があります。
そもそも
ムシ歯で穴があいて痛んだ時は
神経(歯髄)を抜くことが多いです。
さらに
ムシ歯菌によるダメージが大きい場合…
歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かします。
その「骨のダメージ」による痛みの時は
カラダの元気度が影響します。
疲れていると抵抗力が落ちるので
バイ菌の活動に負けちゃった証です。
私たち歯科医の使命は
歯を支える「骨を守る!」ことです。
歯がお家だとすると
骨が溶けると言うのは
土地が崩れていくようなものです。
それがひどくなって
骨が治ってくれないと
歯を抜かざるを得ません。
歯医者の仕事は、
積極的に根っこの中をきれいにして
バイ菌をやっつけるカラダの「治す力」を導くこと。
治るまでの期間に個人差(個体差)がありますが
根気よくきちんと通っていただくと
骨が治ることも多いです。
初診でお越しになっのが5年以上前のM様(30歳・女性)
自覚症状はあまりなかったものの
骨のあちこちにバイ菌の住まいが…
レントゲン検査では黒く写る(黄色の矢印)のですが
5カ所で骨が溶けています
二人のお子さまがいて
仕事もされているので
通院の間隔が長く
1年以上掛かりましたが
「もしダメだったら抜歯する」
良い意味であきらめて臨まれた結果
根っこの治療を受けられて
幸いほとんどが治っています。
現在30歳の
M様の残りの人生は50年以上ですので
歯を抜かない方がいいに決まっています。
いずれ再発の可能性は無くはないですが
レントゲン検査でも治っているのが確認できます。
(↓水色の矢印)
神経を抜いたのに痛い歯…
ちょっと重症かもしれませんので
歯医者さんで早めに相談してください!
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午前 9:30~13:00 午後 14:00~17:30(土曜日除く) 土曜日のみ(9:30~13:00) |
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