【ムシ歯になりやすい!?歯医者】

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる

 

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

 

 

今日のブログは、2,607日目♪

 

 

週間天気予報では

 

12月に入る今週半ばから冷え込むようです。

 

 

 

寒くなると

 

インフルエンザの流行が怖いです。

 

かかってしまうと普通のカゼとは違う

 

 

 

新型コロナウィルス感染症も同様です。

 

 

 

（厚生労働省によると）

次のような方は

インフルエンザにかかると重症化しやすいそうです

 

　☆高齢（65歳以上）

　☆小児（5歳未満）

　☆妊娠中

　☆肥満

　☆基礎疾患がある（下記）

　　　慢性呼吸器疾患（喘息、慢性閉塞性肺疾患など）

　　　慢性心疾患（先天性心疾患、冠動脈疾患など）

　　　代謝性疾患（糖尿病など）

　　　腎機能障害

　　　免疫機能不全（ステロイド内服、T細胞性免疫不全など）

 

 

ハイリスクグループと呼ばれています。

 

 

 

リスクとは

病気のかかりやすさor治りにくさです。

 

 

 

 

歯の病気にもリスクが関係します！

 

 

★ ちゃんと歯磨きしないのにムシ歯にならない人

 

逆に

 

★ ていねいに磨いてるのにムシ歯になる人

 

 

なりやすい人はリスクが高いと言えます。

 

 

 

 

ムシ歯をきちんと治すために

 

私たちプロの適切な診査と診断が大事ですが

 

 

 

 

 

その結果をお伝えするのに

 

小難しいことをたくさん話すより

 

まずリスクの高い/低いをお伝えします。

 

 

 

 

それによって

 

治療期間が長いか短いか？

 

将来的に壊れるのが早いか遅いか？

 

 

 

 

その目安を患者さんと共有できます。

 

ご本人も納得しやすいです。

 

 

 

お口のケガとか悪性腫瘍など特別なものは除くと

 

歯のトラブルは次の４つのリスクの高い/低いで

 

だいたい分かります。

 

 

 

①ムシ歯になりやすいか？

 

②歯周病になりやすいか？

 

③食いしばりや歯ぎしりなど力が強くないか？

 

④どんな風に歯医者を利用してきたか？

 

 

①とは②は細菌感染症なので

 

細菌検査をしたり

 

歯磨きをチェックすれば

 

だいたい分かります。

 

 

 

③はご本人の自覚があればともかく

 

お口の中や顔の形を見れば分かります。

 

 

④はインタビュー（聞き取り）がほとんどです。

 

 

たとえば

 

☆歯が痛くなってすぐに歯医者へ行ったか？

しばらく放置してから受診したか？

 

☆痛みが取れたので

治療を中断してしまった…ってことはないか？

 

☆治療に対する過去のスタンスもリスクの一つです。

 

 

 

4つともリスクが高ければ

 

相当ヤバい！ということになります。

 

 

 

 

まず“持ち主”である患者さん自身に

 

理解してもらうという点で考えると

 

この視点がシンプルです。

 

 

 

 

 

 

あくまでも

 

“きっかけ”部分に使う診断ツールですが

 

 

 

患者さんにお分かりいただくレベルなら

 

歯科衛生士をはじめ医院スタッフでも

 

ある程度は診断の目安を立てられるので

 

多くの方に活用できています。